道を歩いていて、思わず立ち止まってしまいました。

 

 

根元にぜひ、ご注目ください。

 

コンクリートに塗り固められた地面の下

この樹の根っこはどんな風にが広がっているのだろう、

そんなことを想像せずにはいらませんでした。

 

 

まるで電柱と一体化したように伸びる蔓。

青々とした葉が元気よく茂っています。

 

こんなところから生えていて、

さぞ苦しいだろうに・・・。

 

この細い1本の樹の逞しさに、

ノックアウトされました!

 

そして、もう一度、このコンクリートの下に

広がっている宇宙を想像し、

なんだか、無性に愉しくなったのでした。

 

 

 

実は、最初からこの根元に目がいったのではなく

この葉の瑞々しさにまずは目が止まり、

そこから下へと目線を移す中で気づいたのでした。

 

少し話が飛躍するようですが、ふと、

私の仕事の1つ、ビジュアルブランディングの仕事も

この「根」と「葉」の関係に似ている、そう思ったりしました。

 

人の「魅力」というのは、この植物でいうと「根」の部分だと

常々私は思っています。

 

どれだけ深い根を持っているか、

どんな風に根を張って人生を生きているか、

そう簡単に見えないところにこそ、

その人の強さ、優しさ、あたたかさがあったりするもの。

 

そこは、見えるというより

感じるもの。

 

ですが、人は、まず「葉」の美しさに、

どんな「花」が咲いているか、に目がとまります。

 

ただ、目にとまる部分(外見)だけ、小手先で綺麗にしても

根が張っていない植物はすぐに枯れてしまう。

だから「根っこ」がやっぱり大事。

 

例えば、政治家の方など、ご自身が前に立つお仕事の方は

まず、その根っこの深さを感じてもらう前に、

立ち止まって見てもらう必要があったりします。

(いいポスターを作る必要があるのは、まさにこんな理由)

 

その立ち止まってもらうための手法・ノウハウは

確かに手法に過ぎないけれど、

知らないより知っていた方が断然有効な「手段」ではあり、

ぜひご活用くださいませ。

って、そんな感じなのです。

いつも、「ただし、それは万能ではないけれど」という注釈つきで(笑)

 

なんだか、やっぱり、話が飛躍しすぎでしょかね・・・

 

 

 

『戦地で生きる支えとなった115通の恋文』

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