ご縁いただいて、10月1日公開予定の雑賀俊朗監督の映画

「カノン」試写会に一足先に行ってきました。

http://kanon-movie.com

 

富山ー金沢ー東京を舞台にした美しい3姉妹と母の家族再生の物語。

・・・といってしまうと、ありきたりのストーリーのようなのですが、

いやいや、見終えたのち、

「どうして、こんなにも、人間は哀しい生き物なのだろう・・・」

という気持ちが湧いてきて湧いてきて仕方なく、

それなのに、溢れる涙はどうしようもなくあたたかい、

そんな映画でした。

 

って、これでは全く説明になっていないですよね(笑)

すみません。

詳細はこちらを→http://kanon-movie.com/story.html

 

見所といえば、主役の美しい3姉妹。

比嘉愛未さん、ミムラさん、佐々木希さんですから、

ただ目の前に流れている映像を見ているだけでもうっとり。

 

そして、最後の最後、グランドピアノ3台で3姉妹が「カノン」

を演奏する場面は圧巻。実に美しいものでした。

あー美しい音楽というのは、ずっと耳に残るものですね。

この1シーンは、音楽と映像のワンセットで

ずっとずっと語り継がれていくものになる気がします。

 

でも、何より素晴らしかったのは、お母さん役の鈴木保奈美さんの演技。

アルコール性痴呆症になった母親役の保奈美さん。

鬼気迫るものがありました。

 

東京ラブストーリーの「カンチ!」なんてイメージが強い

同世代としては衝撃的。

でも、これぞ女優という演技を見せていただき、はたまた同世代

としては、妙に「頑張ろう!」などとも思ったりしたのです。

 

他の出演者の多岐川裕美さん、古村比呂さん、そして島田陽子さんも

実に美しゅうございました。

グットエイジング万歳!!

 

さて、この映画、公開前ということもあり、

いち応援団として誰もが参加できる方法があるそうです。

https://motion-gallery.net/projects/surf-entertainment

私も黒部の名産目当てに、どれかに参加してみよかうと・・・

遠くに感じていた映画の世界が、ちょっと身近に感じられるから

不思議です。いい時代だなぁ・・・