ダイトエレクトロン <7609> その2
この銘柄における放れは非常に判りやすいと述べました。
日足グラフ昨年10月以降のものをご用意ください。
10月4日のローソク足は11月7日から11月22日までの下落過程によって、遅行スパンがちょうどローソク足と交わっております。
このようなポイントは相場水準の目安に9なりやすいのですが、昨年10月4日からの基本数値をお調べください。
9日目10月17日高値、17日目10月27日高値、26日目同水準、34日目11月22日安値、以降42、51、65、76、83とそれなりの位置を表し、97日目今年2月28日安値、101日目3月6日安値であります。109日目は3月16日の陰線でありまして、ちょうどこの安値で先行スパン上限を押し目として放れていく様が確認出来ることでしょう。3月16日は昨年11月22日安値から76日目でありまして、ちょうど次の日に2月6日を上抜いていることからも放れの確かさを確認出来ることでありましょう。
3月はじめからの出発が期待できるのは日ああし以外にも多々ありまして、月足均衡表における相場実線と先行スパン上限の位置関係であります。
2月以降先行スパン上限は下げてくるのでありますが、実線がこの抵抗帯に高値を圧迫されつつ下げていくのか、それともその影響力を放れるのかが、3月の変動における関心事でなければならず、目標としうる値幅は別として、このような放れははっきりと判りうることご理解ください。
メールマガジン編集者から、昨日のようなコメントはお金を払ってメールマガジンを読んでくださる読者に対し失礼だと思う、との指摘がありました。私も当然と思いますが、相場評論、相場観なるものは共通認識あってのことであります。
共通認識なしに仮に私のコメントが役に立ったとしても、それはたいていの場合将来の失敗の種を残すものとなりがちでありまして、私が自分のお客さまに提供したいものはそうでないものと心がけております。
この銘柄はいくつか注目すべき点がありますので以降メールマガジンでコメントしたいと思います。
日経平均株価は大きく下げておりますが、コメントは勉強会まで差し控えることとします。大事なことは既にコメントしてあります。