雑文 | 一目均衡表日記

雑文

今日の産経新聞のコラムで大阪の大学生の事件について書いてありまして、ささいなトラブルが原因で、という表現が気になりました。ささいなトラブルが加害者側の大学生がメールを送った事を意味する事は想像がつきます。しかし被害者側にとっての発端ではあるかもしれませんが、被害者側がその事を言いがかりとして暴行、恐喝に及んだという事実が加害者側にとっての原因であるはずで、このような場合、些細なトラブルが原因などという客観化が適当とは思えません。


それはともかく一昔前なら想像もしなかったような事件が多く、祖父が竹内先生をはじめとする同人会の人たちによく言っていたという「君達の時代は大変だよ。僕はもう死んでいくだけだから良いけどね」という言葉が思い出されます。

無論、生きている以上、何とかやっていくしかないのでありますが、小事を小事と馬鹿にせず、短絡的な甘えを恥として人生を歩んでいくのは改めて大変だと思う今日この頃です。