†感動†
会ったというか、一緒のエレベーターに偶然乗って！
でも、何階ですか？以外は何も話しかけられず、ドキドキドキドキしたまま、降りていく乙武さんを見送るだけでした…。
乗っていたのは、私たちと乙武さんたちの二組だけで他の方は居なかったから、話しかけてもそこまで迷惑をかける可能性は少なかったはず…なんです；
勇気があったら、小学生の時に五体不満足を読んでとても感動したことを伝えたかったです。
五体不満足を読んでから、障害を持つ方たちと、変に気を使ったりせずに普通に明るく接せるようになりました。
当時クラスメイトに少し障害を持つ子がいたのですが、どう接したら良いか解らなかったんです。
小学生はまた未熟だし、みんなとは少し違う目で見てしまう子もいる。
私もそんな中の一人でした。
優しくしてあげなきゃ。
手伝ってあげなきゃ。
って、変な正義感と言うか、変に気を使うと言うか、おせっかいというか…。
上手く説明出来ないけれど、やっぱり特別な目で見てしまっていたんです。
それが、五体不満足を読んでからは、少しずつ変わっていきました。
特別扱いじゃない、普通に話しかければいいんだって。
そうしたら、その子と少しずつ仲良くなれて、一度、いつもありがとうって言ってくれたことがあったんです。
それがすごく嬉しかったです。
それからボランティア活動に参加するようになって、お爺ちゃんお婆ちゃんから子供まで、たくさんの人と触れ合って、いろんな経験が出来て。
それがあったから今の私がいます。
私の人生にすごく影響を与えてくれたお礼が言いたかったです。
もう二度と直接言えることなんて無いかもしれないのに…！
あと一歩の勇気が出ませんでした。
悔しいです…。
でも、とても感動する出来事でした！
私も、ほんの少しでも誰かに元気を与えられたり、何かを感じてもらえる声優になれるように頑張ります！