「ROGER&GALLET(ロジェ・ガレ)」のイベントへ。
まず担当の方から「ロジェ・ガレ」の歴史とブランドについてご説明いただいた。
「ロジェ・ガレ」とは、1862年パリで誕生したフレグランスブランド。
そしてその歴史は300年以上前に遡る。
ヨーロッパの修道僧が修道院の薬草園で栽培された貴重な植物を使い、病気や怪我・傷のケアなどなど身体のどの部位にも使用できるという健康維持にも美容にも良いとされた天然の万能薬、「アクアミラビリス(=驚異の水)」を考案。
植物性の軽やかな香りで、マリー・アントワネットが愛用していたそう。
1693年、その秘伝のレシピをイタリア人調合師&蒸留技師ジョバンニ・パオロ・フェミニスが受け継ぎ、1727年にヨーロッパ最古の大学であるドイツケルン大学で特許を取得。
その後、「アクアミラビリス」は「オーデコロン(=ケルンの水)」と呼ばれ、 ヨーロッパを中心に流行 。
そして1806年、子孫にあたるジャンマリ・ファリナによって「アクアミラビリス」から伝説の香り「オーデコロン ジャンマリファリナ」が誕生し、パリにお店をオープン。
この香りをナポレオンは持ち運べるようにと皇帝の筒型瓶に入れて使用し、角砂糖に溶かして感性を高めたり、月に60本も使用していたとか。
1862年、パフューマーレオン・コラスがお店を受け継ぎ 、「ロジェ・ガレ」がオープン。
「ロジェ・ガレ」の名前の由来は、レオンの姪達の結婚相手であるアルマン・ロジェとシャルル・ガレから来ているそう。
それ以降、フレグランス以外のアイテムも展開し、”フレグランスビューティリチュアル“、香りの3ステップケアを提案。
1.香りで洗う
2.香りで潤す
3.香りをまとう
頭の上から足の爪先まで身体全体を香りで覆うということ。
「ロジェ・ガレ」の3つの要素
1.自然へのこだわり
植物、花・果物の天然成分を抽出。
2.伝統と歴史
155年以上の伝統と歴史があり、プレミアムで王室ご用達。
3.全身で感じる幸福感
感性に訴えかけるユニークなテクスチャーのフレグランスビューティ製品を豊富に展開。
現在、「ロジェ・ガレ」のパフュームには15種類以上の香りが存在するのだけど、中でも世界的にベストセラーで人気のシリーズ、フィグ(イチジク)をご紹介いただいた。
そもそもフィグとは、古代エジプトの壁画や旧約聖書にも登場するほど古い歴史あるフルーツで、アダムとイヴが体を隠すためにも使用されていたとか。
フィグには250種あり、エストロゲンや抗酸化物質、食物繊維、鉄分、ミネラルなどなど1万種の効能があり、不老長寿の食べ物とされている。
ルイ14世はフィグをこよなく愛し、700本ものフィグの木を育て、毎日4000個を消費し、77歳迄生き延び、フィグのおかげだとも言われている。
そんなフィグシリーズは、ほんのり甘くジューシーでデリシャスな、みずみずしい果実をまるごと頬張る瞬間のような心踊るフレグランス。
フィグの果実だけではなく、フィグの葉や木、樹皮の清々しい香り、ミルクやムスク、柑橘系のマンダリンやグレープフルーツがアクセントで混ざり合った、単に甘いだけではなく、癒し効果の高い香り。
フランスのカリスマ調香師、フランシス・クルジャンがフランスにあるエステレルの地中海岸沿いの庭を訪れた時にインスピレーションを受けて生まれた香りだそう。
そんな香りを全身で楽しめるシリーズっ
■ フィグパフューム ソープ:香りで洗う
■ フィグパフューム オイル:香りで潤す
植物由来オイルと果物由来オイルを独自に配合していて、96%天然由来成分。
肌が濡れていても使用可能で、べたつきのない滑らかでスムーズなテクスチャー。
スプレータイプでつけやすく、ボディオイルとしてもヘアオイルとしても使えて、他のボディケアとも重ね付けOKな万能オイル。
お風呂上がりにつけると香りも引き立つそうっ
■ フィグパフューム ウォーター:香りをまとう
パフュームウォーターは、ヘッドノート、ハートノート、ベースノートと香水としての香りの移り変わりを楽しめつつ、フェイスミスト感覚でスキンケアとしても気軽に使えて、香水とフェイスミストがドッキングしたような便利アイテム。
香りの持続時間は、オーデコロンとオードトワレの間くらいで2時間から4時間くらい。
フレグランスとしても気分転換にも、コットンになじませて枕元にも。
「ロジェ・ガレ」の“フレグランスビューティリチュアル”の香りの3ステップで毎日フィグの香りを楽しめそう♡♡♡