今週末はリーディング(=朗読劇)公演を2本続けてSpace早稲田で観ますが、今日はその第1弾!【浮世混浴☆鼠小僧次郎吉】です。

Space早稲田演劇フェスティバル2012特別企画:アングラ傑作戯曲を読む~佐藤信・山元清多:運動の演劇の《原点》~
※ 70年代アングラ御三家と呼ばれた唐十郎の状況劇場、鈴木忠志の早稲田小劇場、佐藤信・山元清多ら68/71黒色テント。
運動の演劇=革命の演劇を掲げ、社会変革のための演劇を主張した。
表現(演技、集団)の変革を重視した唐・鈴木らに対して黒色テントは、自由劇場・六月劇場が合体し政治的・社会的な変革を目指す演劇運動=集団として結成。
自由劇場は『イスメネ・地下鉄』(佐藤処女作)で旗揚げ、『あたしのビートルズ』『鼠小僧次郎吉』(1970年:第16回岸田戯曲賞受賞)などを上演。
六月劇場は長田弘:作『魂のキックオフ』で旗揚げ。
山元清多:作『海賊』(山元処女作)などを上演。黒色テントは『チャンバラ』、『喜劇昭和の世界』三部作などの代表作(佐藤信演出)を70年代に上演、革命幻想を様々な意匠で描いた佐藤信・山元清多らと黒テントは、唐十郎と紅テントとともに時代の寵児だった。
夢見ながら覚醒を目指して進む運動の演劇=革命の演劇の≪原点≫を流山児祥と若手演出家達が「読み・語る」小劇場運動の過去・現在・未来を探る試み。
(流山児さんのブログより)


今回のリーディング企画は全部で5作品あるのですが、さすがに全部は観れないのでf^_^;)…なんとか都合がつけられた【浮世混浴☆鼠小僧次郎吉】と【チャンバラ】を観ることにしました。

ちなみにこの【浮世混浴☆鼠小僧次郎吉】は佐藤信さんの1970年の作品…私が生まれる前に書かれた本ですf^_^;)。
この60~70年代のアングラ演劇最盛期に書かれた本を演出の小林七緒さんがどう料理するのか…聞いた話では朗読劇らしからぬ朗読劇らしい?!とか…今日の公演は19時から、楽しみですo(^▽^)o!!