みなさま、ごきげんよう
名古屋のマッピングインストラクターいくちゃんこと、水野生惠です。
私がそもそもマッピングに興味をもったのは、カウンセリングを勉強していたからなのですが、先日とある勉強会で面白い話を聴きました。
カウンセリングといえば、カール・ロジャースという、「カウンセリングの神様」と言われる方がいらっしゃいます。
その方が提唱する、カウンセリングの三条件は
1.自己一致
2.受容
3.共感
ただ、日本では、2、3、1の順番になっていることが多いです。
それを見ると、一番大事なのは、「受容」なのかな?と感じるのですが、ロジャースさんによると、最も大切なのは「自己一致」なのだとか。
人の話を聴く時も、ちゃんと自分自身でいなさい、というわけです。
聴き手が自己一致していると、聴き手が、「感じていること」と「問いかけ(言ってる内容)」が一致します。
聴き手は、語り手だけでなく、自分自身も大切にする必要があるんですね。
さらに、「受容」についてですが、「受容」って難しいですよね。
でも、実は正しく英語を訳すと、「無条件の肯定的まなざし」という風に訳せるそうです。
「無条件のあたたかいまなざしで見ている。。。」
というわけです。
「受容」っていうと、「受け入れなくちゃ!」と思ってしまいがちですが、「温かい目でみる」だけなら、できそうですよね
「あぁ、あなたはそう感じるんですね。。。」という感じ。
理解できないことでも、少し離れたところから、「なるほど、それもありですね」と、ただやさしく見ている。
聴き手にとっても緊張がとれて、お話しを聴きやすくなるのではないでしょうか。
さて・・・以上の事について、カンタンにまとめると、
自分と語り手、両方に対する「思いやり」があるかどうか?
ってことです。
「思いやり」があれば、マッピングでもカウンセリングでも、大きくは間違えない気がします。
そして、語り手の気持ちをどこまでも「わかろう」と努力し続けること。
そんな、マッピング時の「思いやり」や、相手をわかろうとする努力は、実生活でも生かしていきたいですね
世間で起こっているほとんどの問題は、「思いやり」を細やかに意識し、実行する事で解決できるのでは?と、私は考えてます。
「思いやり」を、思いやりをかけられる側の人が気づかないレベルまで、隅々に行き渡らせること。。。
それを「誠意」と呼ぶのでしょう。
私もまだまだですが、そうありたいなぁ、と思います。。。
☆今日もお読みくださって、ありがとうございました