今日は昨日に引き続き十勝地区の台風被害調査の二日目です。

横なぐりの風雨の中、豊頃町の農業被害と海岸の流木被害状況調査です。
海岸線には数Kmにわたって流木が打ち上げられており漁業への影響が懸念されています。

その後は広尾町のサケマス増殖孵化施設の被害状況を視察しましたが、親魚の捕獲、採卵が影響を受けており4年後の回帰率が心配されます。
帯広市中島町の札内川堤防決壊現場に行く途中、大樹町役場に寄ってヌビナイ橋の崩落状況の説明を受けました。
 

札内川堤防決壊現場では付近の農家の方々が「数十年かけて作ってきた畑の土がほとんど流されてしまった。これからどうしたらいいのか」と途方に暮れておりました。
 

もちろん土木工事のように砂利を取り除いて、土を入れればいいというものではありません。
時間はかかりますが営農の再開が出来るように全力を尽くすつもりです。

 

それにしてもどこも被害状況は深刻です。
国と道が早急に対応を取らなければなりません。

来週月曜日から直ちに取りかかります。