新橋
からやって来たのは北区の呑兵衛タウン赤羽です。
もう路地裏もへったくれもなく駅前のまるよしに突入でやんす。
真っ白い暖簾がさわやかだね。
擦れた文字で大衆食堂・酒場なんて書いてありますけど、コカコーラの袖看板ってところが大人の駄菓子屋たる所以なんですね。なんてアタクシが勝手に言ってるだけなんですけどね。
むふふふふ、俄然やる気出てきましたね。
もう兄貴ったら、いきなりキャベ玉頼んでるし(笑)
いきなりソースもかけちゃってますね。
もちろん問題なんてあろうはずも無いんですけどね。それどころか兄貴Good Jobって感じですよん。
でもねソースダボダボ派のアタクシには、もうちょっと遠慮会釈なくぶっかけちゃってもらいたいところなんですね。
もしかして今日はねえさんがいるので、ちょっと遠慮気味なんですかね。
でも、このキャベ玉なんですが、実に旨いんですね。
名物に旨いもの無しなんてよく言われますが、そんなことないんですよ。
これはホント素朴で旨いのですよ。
もうキャベ玉の後ろに見切れちゃってますが、今日は三人ともバイスサワーでスタートしたのです。
この駄菓子屋のチューペットみたいな毒々しい飲み物が、ソースのかかったキャベ玉に激しく合うんですね~。
もちろん焼き餃子にだって合う合う!
子どもの頃、駄菓子屋でこんな色のソーダを飲んでお母さんに怒られた人手を挙げて~!
いくら飲んでいないって言い張っても、舌がミドリ色に染まっちゃうから絶対にばれちゃったんですよね。
でもね、今は大人だからもう誰にも怒られないのさ!
そうです、今は呆れられちゃうんだよな(笑)
実はハードな酒場だって、青リンゴサワーとかウメサワーとか一見ジュースみたいなサワーだってあるんだぞ。
うぁははは、どうだ、赤羽のガキども
もとい、そこの自転車に乗った少年達、どうだ羨ましいだろ!
これが大人ってもんだぜザマミロ!
こんな毒々しくも美味で甘露なるサワーがいただけちゃうのが大人の駄菓子屋の醍醐味なのだ!