ゆるっと楽しめて、ガツン★シェフの底力を感じる@ビストロ コンフィ(駒沢大学) | 里井真由美オフィシャルブログ Powered by Ameba

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フードジャーナリスト。テレビや雑誌、webで活躍中。全国47都道府県、世界20ヶ国以上を着物で食べ歩きグルメ誌に連載中。日本の食文化に精通し、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員に任命される。

「ご近所さんにあったらいいのに~」

ビストロ コンフル」 は駒沢大学駅歩2分。駒沢には大好きなお店が多いから、ますます羨ましい。


ビストロ コンフル」 の外観。
住宅街に差し掛かる一歩手前あたり、小ぢんまりしてます。


中は狭くも広くもなく「ちょうどいい」。つまり「居心地いい」。


カウンターがあったり、


テーブル席もあり、個室もある。
色んなニーズに応えてもらえる造りになってます。


オーナーの倉田さん

この日は5人でディナー

ビストロの好きなところは

自由にメニューが選べて
多人数でも 1人でも楽しめるところ



「おいしいもの作ってくれそうな人」
田中シェフは、そんなあったかい感じがするお方。

ブルゴーニュの三ツ星レストラン「ラムロワーズ」がスタート。
青山 「トリニテ」で料理長をされ、コンフルの料理長になられました


ドンッ!

前菜盛り合わせは、この迫力。


名の通り「盛る」「合わせる」。
愛情てんこ盛りでやって来た。


あー、この感覚ってビストロならでは。

特に多勢での迫力料理画像にテンション上がる。



「うわ!すごい好み!」

手前のマッシュルームを食べて、
キャロットと紫キャベツを頂いた瞬間、そう思った。


盛り合わせの時は
必ず「味が薄そう」なものから食べる。
なので、野菜から食べることが多くなる。


キャロットや紫キャベツ

「きっとこんな味かな」と思う範囲を超えてきてくれる~
そして 自分好みか否かを判断するのは



「香り、酸味、食感」 この3つ。


キャロットと紫キャベツは、
この3つのバランスが自分と合い、好みど真ん中に近づいて来てくれた!


胸きゅん♡



軽く白ワインも合わせてご機嫌ディナーの始まりです~




続いて
「生ハム いちじく ブッラータチーズ バルサミコソース」


やばい。これも好みど真ん中ストライク。


まずビジュアルが好み。
この無造作さに「美」を感じる。


好みなので、つい、縦も横も撮影(笑)


生ハム いちじく ブッラータチーズ のバランスがとてもいい。

そしてどこから取っても、
「生ハムとイチジクとチーズ」がちゃんとフォークに絡んでくる


「無造作に積んだだけ」でもなく、
「ビジュアルにこだわりすぎ」でもない。



ちゃんと、「ご自身も作って、見て、食べて完成されたメニュー」 だと思った。



ジャンボマッシュルームの肉詰め

蒸し野菜

ナイフをライヨールに変えて・・・



お肉の部位は「サガリ」。



「サガリ」とは横隔膜(ハラミ)の肋骨側の厚い部分です

赤身質でサシはあまりなく、肉質はとても柔らかいです


デセールは5人で全種を1個づつ。


ベルベーヌのクレームブリュレ

薄いパリパリがたまりません。


ピーチメルバ

セロリのシャーベットとトマトムース

木苺のパルフェ
ガトーショコラ



ビストロ コンフル


「ゆる~っ」とした雰囲気で和ませ、
ガツン!とおいしい直球ストレートが投げられてくるので

ちょっとした反則技でしょー。笑


今度はランチに行こうと思います。
あー、いいなぁ、ご近所にお住まいの方♪