センス抜群★ラ・ボンヌターブル@コレド室町2(「レフェルヴェソンス」姉妹店でもあります) | 里井真由美オフィシャルブログ Powered by Ameba

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フードジャーナリスト。テレビや雑誌、webで活躍中。全国47都道府県、世界20ヶ国以上を着物で食べ歩きグルメ誌に連載中。日本の食文化に精通し、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員に任命される。

ラ・ボンヌ・ターブル @コレド室町2の1階です。


生江シェフ率いる「レフェルヴェソンス」 の姉妹店としても知られています。
センス良い空気感で居心地良いです。

基本的にランチは3600円のワンコース。
有機野菜サラダ、前菜、メイン、デセールのプリフィクス。
今回は2人でコースメインを1品多く追加し、魚をシェア、お肉を頂きました。

2人分が一皿に。有機野菜のサラダ
それぞれの素材に丁寧に手を加えられた一品です。


●お友達の前菜
完熟トマトの冷たいスープ
青柚子香る玉ねぎのシャーベット
イカ、ウニ、キュウリ

見た目以上にボリューム感があり、
イカとウニをトマトスープで頂く、という味わいですが
あくまで野菜が主役、という考え方が素敵。



□私が選んだ前菜
炭で炙った鰹、サザエのドレッシングと三陸ワカメ、
すり潰した焼き茄子、おかじひき、フルーツトマト

グッと控えた色のトーンがいい。
サザエのソースは
ほんのり苦く、フルーティーな爽やかさもある!
すごーくおいしい。


パンは、何てこと!
大阪 ル・シュクレクール のパンです!

ラボンヌターブル用に焼かれたオリジナル。
カルピスバター有塩とともに出るのですが
食べすぎちゃいそう、やば~い。ってくらいにおいしい。




●□ 2人でシェア
鮎の揚げ炙り、そのうるかのタレ、焼きとうもろこしとそのピュレ、
フェンネルのサラッダ、ライチのドレッシング



ぷーっくりと揚げられた鮎は
サクふわ~っ。
食感も香りも味もおいしくて!

日本の縁日を思わせるような
焼きとうもろこしのつぶつぶもおいしかった~。


●お友達のメイン
熊野地鶏のロースト その焼き汁と紀和みそのエメリュションソース、
つるむらさき、万願寺唐辛子、原木しいたけのソテー、青柚子の香り

むきゅーっとした地鶏の食感と青柚子のキリッとした香り。
秋のしいたけのうまみもおいしい


□私が選んだメイン
短角牛挽肉のラグー、モッツァレラチーズと帆立貝のムースのパイ包み
バジルの香り、打木赤皮甘栗かぼちゃのソース、
ルッコラとぶどうのサラダ

牛挽肉の濃厚さと、
帆立貝ムースとモッツアレラのマイルドさがおいしー。

レフェルヴェソンスで頂く「アップルパイのように」も
すっごくおいしいですが、こちらでのストレートなおいしさも大好き!


□デザート
 木苺をまとった桃にバニラアイスクリームを詰めて。わらびもち、黒豆、練乳のカキ氷
桃のぷにっとした食感と甘み、イチゴの酸味、わらびもちのぷにぷに~っとした食感、
黒豆のつぶつぶ。 そして所々、やーん、もぅたまらないおいしさです!



●沖縄県産マンゴーとブラン・マンジェ、
パイナップルとパパイヤのクリーミーなシャーベット、
泡立てた甘酒においしい花畑を浮かべて


キンッと冷えた陶器に甘酒とマンゴーの爽やかさ。
ほんのり和めるデザートでした。

食後のカフェも和食器で頂きました
小菓子は、、、たこ焼き?


たこ焼きに見える、キュートなフォンダンショコラ。
こういう茶目っ気、大好きです。



食材の良さを引き出す為の足し算、引き算はもちろん、
ワインだけではなくジュースとのペアリングする新しさも。
(デンマーク‘NOMA’にも見受けられる傾向?)。

インテリアは一見モノトーンに感じますが、
天井やポイントに加わる木の温かみ、黒のテーブルに映える陶器のお皿など、
程よい和みを感じます。



ラ・ボンヌ・ターブル


また伺いたいです。