南蛮銀圓亭 オムライス・ビーフシチュー・的矢カキフライ

南蛮銀圓亭 でランチ。
銀座駅B6出口から３分ほど。
ビルの７階である。

　　

落ち着いた店内。
お店の方の動きや言葉が やはり上品だ。

食べたい物は
オムライスとビーフシチューと決めていた。
単品で注文しようかと思ったら
「セットの方がお値打ちですよ」とお勧めされるも
シーズンのカキフライもいただきたくなり、
やはり全て単品で注文する。

待つ事数分

カキフライ用のタルタルソースと、ソースが運ばれる。
チーズとガーリックバターがきいた薄いフランスパンが前菜がわりにいただく。

　　

伊勢産的矢カキのフライ（2800円）
注文されてから殻を開けて揚げてくれる心遣いが嬉しい。

とても細かい上品なパン粉をまとっている。
たっぷりレモンを絞り
ぷるぷるした身を味わう。

甘く独特の柔らかさが特徴の的矢カキ。
しかも殻から開けたてなので
とてもみずみずしい。
私はたっぷりのレモンとつけるならタルタルソース派。


続いてビーフシチューが登場する。

艶やかで上品さが漂うビーフシチュー。
澄んでいるかのごとき色。

おもむろに すくった肉。
すでにとろとろさが伺える。

そのまま いとも簡単に２つに切れる。
しっとりした肉質と適度な繊維質の間に絡まったソースが
何とも言えないおいしさだった。

一つ一つが丁寧にカット、味付けされたガルニ。

美しいトマトスープのようなソースに浮かんだオムライス（1800円）

これぞオムライスの正式なかたち、
と言わんばかりの 均一なアーモンド型。

みずみずしいソースに浸ったオムライスは
ふわふわとろとろさと、表面が香り高く焼かれており、そのバランスも良い。

ご飯の量と卵の量もきっちり計算されたバランスなのだろう。
一口一口がとてもおいしかった。

私の前のお席にはこの店の常連さまが。

８０歳を迎える（少しお話する時があり、そうおっしゃていた）男性が
「いつもの席でいつもの」と言いながら
お一人で本を読みながらラムチョップとスープを召し上がっていた。

グレーのカーディガンに紺とワイン色のスカーフ。
淡いグレーのベレーに真っ黒の皮のコート。
お洒落なおじいさまだったなー。


こういう方が常連でいらっしゃる。
そんな落ち着いた雰囲気での洋食。

とある日のランチでした。





食べるって、楽しい♪
感謝を込めて、今日もごち～
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