40年続く、老舗クラスのフレンチ「おはらスレストラン」
とある日のランチに伺った。
店は地下2階近くまで下る。
アットホームな感じがする店内と、
ドイツ人のマダムの(上品な日本語を話されます)おもてなしが好印象だ。
3000円のコース 前菜、メイン、デザート
5000円のコース 前菜、スープ、メイン、デザート
どちらのコースも、前菜、メインともに選べるが
その食材は異なる。
あふれんばかりの野菜が見事だ。
隣席の女性も同じ品を召し上がっておられる。
やはり女性に人気なのだろう。
瞬間薫製の鮭もこの通り身が厚く
クンと香る美味しさが官能的だった。
何より、野菜がおいしい!!!!
下に敷いたポテトも心憎い演出だ。
5000円のコースより
フレッシュサーモンのういきょうソース
ピンクペッパーが味にも見た目にもアクセントだ。
とろける食感が美味
じゃが芋とポロ葱のビシソワーズ
こちらも、じゃが芋のまったりさがもう一声。
そして塩気ももう少し効いている方が
味が引き締まるかと感じる。
メインは魚と肉と1品づつ選んだ、
魚は黒ムツ。黒ごまをまとっており、
トッピングにゴボウのピーラーフライとチーズガレット
ベアルネーズソースの酸味と
いちぼ(お尻の先の部分の赤身)のしっかりした味わいが良かった。
デザートは、クレモンティーヌ(フランス産オレンジ)のタルト
店内は地下と言えど、明るさがある。
また、緑を配置し、全てのテーブルに元気色の花があった。
彼女に伺えば、レストルームには大輪の百合が20本位生けられていたそうだ。
次回は、3000円のコースでお値打ち気分を更に満喫したい。
こちらの野菜をいただいて、
やはり普段から良質のものをいただきたい。
あらためて、そう感じた。
ごちそうさまでした。
フードアナリスト A ~ Thanks & Respects