2010年9月3日


本日2回目のL-CAPデー。
1回目の実施から4日経ったが特に効果が出ている様子はない。
まぁ早い人で3回目くらいから実感できるとの事だったので、まだまだだろう。

しかし予想以上に酷い状態の我が潰瘍性大腸炎はこうしている間にもどんどん悪化していく。
この頃すでに体内の血液がかなり失われている状態であった。
もちろんこの時点での自覚はあまりないけどね('A`)



ちょっと話変わって、プレドニン投与の影響か体力低下が原因かはわからないが
とにかく免疫力が下がって色々な病気にかかりやすくなっていた。
この時私が別の病気にかかっていたのが、口内がカビに侵食される病気。
名前忘れてしまったw


口の中が常に乾燥したような状態で、とにかく口からノドにかけての不快感が酷い。
そりゃそうだ、カビ生えてんだもん(´・ω・`)
基本的に水分は摂取してよかった為に、食事はできないが内服薬は飲んでいた。
でもこの病気のおかげでとにかく錠剤がノドを通らず、吐き出すこともしばしば。
10錠くらいまとめて飲んでしまいたい所を、1錠1錠チビチビ飲むのであった・・・orz
大腸炎よりこっちの方が直接的に不快感を感じて、個人的には辛い時期であった。
なんたって言葉を発するのもツライくらいだから。





さて2度目のL-CAPを実施する。
1度やっている為に要領はわかっているから特に不安などはない。
問題は血小板の低下による出血をいかに防止するか。

というのも、前回女医さんに有無を言わさずぶっこまれた針の位置に、酷い痣ができていたのだ。
ようするに普通であればあまりできない内出血が、今の私の身体ではできてしまうという事。
医者ですら 「これどうしたの!?」 と驚くほどの内出血なのであった・・・痛みはないけどね。

内出血に関しては、L-CAP施工後の止血をかなり念入りに行って対処することに



今回は体調が良かったのか、前回と比較してスムーズに血流が動いてくれた。
早ければいいというものでもなく、どちらにせよ1時間くらいは待機となる。
30分くらい経過した時点で意識が飛んでたけどね(;´Д`)ネチャッタ

けたたましい終了ブザーと共に男性医師が訪ねてくる。

医師 「どう? 気持ちヨカタ?」


あのなw
まぁ病室と比較して静かな環境はとても心地よいものだが。
この人は前回も変な事ばかり言っていたが、やはりおかしな人であった。
もちろん患者をリラックスさせる為の言葉なのだろう。
その後も止血に時間を取っている間、数名の看護師達で私を囲んで談笑してくれた。

自分の置かれている状況、病気の重さ、長期入院の精神的疲労などが思っていた以上にあったのか?
何気ない看護師達の気遣いに対し、なぜか涙が止まらない。
そして今一度振り返ってみて、病気と闘わないといけないという気持ちになった。
なんなんだかよくわからないけど、心に響く物があった透析室のひととき・・・

しかし病気はそんな事おかまいなく進行するのであった。





※次回予告※
嫌な予感