12日、夕方から我が家の『ユンカース』(シュナウザー♀)が調子が悪く、
夕飯を戻し、その後喉に何かが詰まったような息をするようになりました。
夜中0時過ぎ、急いで救急の動物病院に連れて行き、
レントゲンを撮ったところ異常は見られず点滴と抗生物質の注射をして帰宅。
呼吸も楽になり一安心していたのですが、
翌朝、また戻してしまいお昼頃には血便が出てしまいました。
慌てて、母と妹が掛かり付けの動物病院に連れて行ってエコー。
先生は『子宮蓄膿症』の疑い有りと診断。
『子宮蓄膿症』とは。。。
この病気は、高齢犬で多く、女性ホルモンの分泌バランスに狂いが生じたために発症すると言われています(出産経験が少ないと、よく発症するようです)。
一旦この病気になると、手術による子宮卵巣全摘術(いわゆる避妊手術)を受けなければなりません。もちろん、子供を産むことは出来なくなります。
ゆんの場合は閉鎖型の気がする。
『閉鎖型』。。。
お腹の中にちょうどソーセージのように膿のたまった子宮が存在して、全く外部に膿がでてこないのが閉鎖型です。
最終的には、40度くらいの発熱が下がらず、肝臓や腎臓へのストレスによる急性の肝炎や腎不全、血球の障害による溶血や貧血、心ストレスによる不整脈の出現や心停止が起きます。
目安としては、発熱が始まったり、嘔吐が見られるようになると、放置した場合死ぬことがあります。
即入院と手術が必要との事でした。
私はその日、会議で岡崎に行っており会議中に母から「『子宮蓄膿症』の疑いがあるから、即入院で手術になる」とメールが入りました。
会議後、会社を出てすぐ母に電話をするとすでに母は泣いていて
「手術は全身麻酔だから老犬だと負担が大きいから、覚悟しておいて欲しいと言われた」と告げられました。
絶句。。。
その場で泣き崩れ、金土日すべての予定をキャンセルし
泣きながら電車に乗り家まで帰り、泣きながら母の説明を聞きました。
夕食を両親と食べていても父が
「ユンがいないと寂しいな~。』と言う一言で、
泣きながらご飯を口にし、
「そんなメソメソするな!お父さんはユンが元気で帰って来るって信じてるんだから!!」と
怒られ、でも涙は止まらず。。。
母、妹、私はずっと泣くしか出来ませんでした。
14日、手術の前にユンに会いに行き、元気のない朦朧とした状態の姿を見て号泣。
母はずっとユンに「ごめんね。ごめんね。」と泣きながら謝ってました。
手術開始を待つ間、30分くらいはユンと過ごせて、
ようやく私たちが理解できるようになり、顔を舐めて来ました。
それだけで涙が溢れてくる。。。
先生の説明を聞き、ユンに「頑張って!」と何度も言い、手術に入り
体の負担を考え、手術は30分以内。
何人も先生が掛りっきりで状態を見ながら再短時間で、子宮を摘出。
かなり危険な手術だったみたいです。
手術が終わり、麻酔が少し醒めた状態のユンは目が潤んですごく震えてました。
麻酔が醒めた時の症状だそうです。
「よく頑張ったね!!」と涙でユンを褒めて、
先生は「麻酔が切れる今夜が山場」だと説明を受けました。
老犬なので不整脈が出るかもしれない。。。と。
祈るしか出来ない。頑張れって心で思うしか出来ない自分が情けない。。。
代わってあげられたら良いのに。。。
幸い、夜中に容態が急変したという連絡も無く
今日は家族総出でユンのお見舞いに行きました。
昨日の朦朧とした状態とは打って変わって、元気はつらつ。
顔を見た途端、尻尾もフリフリでした。
発見が遅かったので、膿が持っていた毒が体中に回っているけど
点滴で抗生物質を与えて解毒するそうです。
本当は3日くらい点滴を行い退院。。。になるそうですが、
我が家のユンちゃん。病院にいるほうがストレスになるようで
明日、無理矢理退院させてくれるそうです。
なので当分、通院が必要になるんだろうな。。。
ただ、今回のユンの入院で母が若干家事を放置w
「ユンがいないと何もする気にならない」そうです。
そらそうだよな。朝から夜までベッタリで、ご飯作るも洗濯物干すのも邪魔ばっかりしていたので
寂しいだろう。
家族の皆が皆、寂しくて「ユンちゃん、ご飯食べたかな~」とか「寝たかな~」と
呟いてしまうのでした。
早く、明日になってユンに会いたいです。