こじれた糸 | 10月の蝉

10月の蝉

取り残されても、どこにも届かなくても、最後まで蝉らしく鳴き続けよう

人間関係っていうのは、ほんとに難しいものですね。

一寸先は闇だし、何がきっかけになるかわからないし、受け止め方は十人十色だし、感情は一度こじれると、ほぼ修復は不可能です。

何を言っても悪い方にしか解釈できなくて、相手の一挙一動が気に食わない。

ほかの人だったらなんてことのない行動も、こじれた相手がやることは、とにかくねじれたふうにしか受け止められない。

 

当事者も相当、消耗すると思うんですけど、こういうこじれって、周囲の者にも影響してくるものなんですよね。見てるだけで疲れます。

 

ドラマなんかだと、決定的な出来事が一つあって、そのせいで悪化した、みたいに描かれますが、現実にはそこまで派手でわかりやすいことはなくて、一つ一つはほんとに些細で、どうってことないように見えることがいくつも積み重なって、その結果ぐしゃっと壊れてしまうのです。

 

相手に対する印象や感情だから、修正するのがとても難しい。

好き嫌いってそういうことなんでしょうね。

相性とか、「ウマが合う」とか、「虫が好かない」とか、そうとしかいいようのない関係が存在する。

わかってはいましたが、目の当たりにすると疲れます。

うまいこと、そういう相手との遭遇を回避できたらいいんですけどね。

否応なしに直面せざるを得ない環境にあるとつらいです。

 

今回は私は当事者ではなかったのですが、わりと近い立場にいたので関わらざるを得なくなってしまい、ちょっとげんなりしています。

 

今日から12月。

今年もあと1か月です。

来年はどんな年になるのかなあ。なんか環境を変えることになりそうな予感もなきにしもあらず。

 

とりあえずは、目の前にあることをこなしていくことに力を注ごうと思います。