昨夜、メールを書こうとアウトルックを立ち上げたところ、トラブル発生。
なんと、開かない。
「データファイルが見当たりません」とかってわけわかんないこと言ってる。
さあ、そこからストレスストームの始まり。
とりあえずはいったんシャットダウンして寝てしまった。だって夜遅かったんだもん。
そして、今日の午後いっぱい、復旧作業にいそしんだ。
以前、「ブラックボックス」というタイトルの短い芝居の脚本を書いたことがあるんだけど、それは、「パソコンの中ではいったい何が起きているのか」という疑問から思いついた話だった。
まったくこちらにはうかがい知れない理由で、いろんなトラブルが起こる。
止まったり、使えなくなったり、ね。
今回も、理由に思い当らず、ほんとに苦労して作業した。
知り合いに電話してアドバイスをもらったり、検索して復旧のやり方をさぐったり。
プロバイダーや、メーカーのサポートセンターに電話してみたりもしたけど、これはあまり役に立たなかった。
最終的には、新しくメールのファイルを作成して、なんとかまたメールができるようにはなったけど、もうほんとに心が折れましたよ。
ネットの海にデータが流出すると永遠に消えないって言われるけど、手元のパソコンの中のデータは実にあっさり消滅する。
どこへ行ってしまったのか、どこかにあるのにたどり着けなくなったのかわからないけど(だってブラックボックスだから)、消えるときは一瞬だ。
つい、いつも同じように使っているから、なんとなくこのままずっと問題なく使えるような気がしてしまっているけど、信用しちゃいけないんだな、と改めて思った。
そういうのを「リスク管理」っていうのかもなあ。
「変わらないこと」が好きっていうか、そうじゃないと困ると思ってるところがあるので、こういう変化にはほんとに弱い。
いきなり、世の中すべてが不安でいっぱい、みたいな気持ちになってしまう。
もうちょっと、距離を置いて、パソコンとかネットとかとつきあうようにしないといけないな、と思った一日だった。