たまごの話 | 10月の蝉

10月の蝉

取り残されても、どこにも届かなくても、最後まで蝉らしく鳴き続けよう

まったり日曜日のお昼に、たまごのお話。


きっかけはゆうべの「チューボーですよ!」

天津丼を作ってたのですね。かに玉を中華鍋で華麗に(?)ひっくり返しているのを見ていて……。

あれ?あたし、カニ玉ってあんまり好きじゃないかも?と思ったのです。


卵料理はとても好きです。でもその「好き」加減がなんとなく世間とずれてる気がする。

たとえば、ゆでたまご。高級なホテルの朝食なんかに出てくる卵って半熟じゃないですか? エッグスタンドにすまして乗っかってるやつを、コンコンとスプーンで叩いて殻を割り、とろっとした黄身を食べる、と。

これがだめなんですわ~。ゆでたまごは固ゆでに限る。こんなとこだけハードボイルド(笑)

あ、このことは以前の目玉焼きについての記事で書いたかもしれないww


カニ玉がなんであんまり好きじゃないか。それは甘くないからです。

ということに今更ながら気がついた夜。

卵をかき混ぜて、黄身と白身が混然となった場合は、砂糖と一つまみの塩で甘くなってないといやなんです。私にとっての玉子焼きは甘いものなのです。

その伝でいけば、スクランブルエッグも当然甘くなくてはいけない。

本当のスクランブルエッグは塩こしょうと牛乳あたりで味付けされてるものなんでしょうが、私が作るのは「甘い煎り卵」

そうじゃないと食べてて悲しくなってくるんです(ってどんだけww)

プレーンオムレツも悲しい。どんなに一流のシェフが作ってもどんなにいい卵をつかっていてもたぶん悲しい。そりゃ、おいしいんでしょうけど、心は満足しない。

でも、勝手なことに、ひき肉を入れてつくるマイオムレツの時は甘くしないんですよねえ。なんなんだろう、これ。


ダンナのおかあさんつまりお姑さんは、基本的に料理に砂糖を使わない人なんです。嫌いなんだって、砂糖が。なので玉子焼きは塩味です。かなりしょっぱい。食べられないんですよねエ、あたし。


味覚がおこちゃまなのかな、と思ってます。寿司屋のギョクも好きじゃないしなあ。


なーんてことを、カニ玉見ながら思っていた土曜の夜でしたヒヨコ