■危機感を如何にして持つか 

政府は今年の3月に
働き方改革実行計画」を発表しました

その中に「副業・兼業の推進に向けた
ガイドラインや改訂版モデル就業規則の策定
」と
いう項目があり
このように述べられています

副業・兼業を希望する方は
近年増加している一方で
これを認める企業は少ない

労働者の健康確保に留意しつつ
原則副業・兼業を認める方向で
副業・兼業の普及促進を図る


つまり政府としては
幾つも仕事をして
身体を壊されたら困るけど

身体を壊さない程度になら
本業以外に仕事をしても良いよ

と言っている訳です

これは本業以外に仕事を持って
複数の仕事を持つ
すなわち「複業」希望の
人には朗報と言えます

ただし幾ら政府が副業OKと言っても
仕事をしている本人の気持ちが
まずは大事
です

本業以外にも仕事をしたいと
思っているか
思っているとしてそれは
何故なのか

そう言った点をはっきりとする
必要があります

一般的に仕事をしている人で
本業が暇だから副業でも始めるか…
と言う人はまずいません
程度の差はあれ一つの仕事だけで
十分に忙しいのが普通です

十分に忙しい中
新たに仕事を別に持つと言うのは
よほどそうしないといけない理由が
ないと副業も始められないし
続けていくこともできません


新たに仕事を別に持たないと
いけない気持ちを強く持つために
必要なのは「危機感」だと思います

どんな危機感かと言うと
一つの仕事だけをしている危機感」です

私自身の話をすると
28歳で転職して入った外資系企業において
リストラが頻発していたので
30歳を超えたくらいに
定年までこの会社に居続けるのは
きっと無理やな…
子供もできるのにこれはマズい
」と
感じて本業とは別の収入を探し始めました

そうして外貨預金や株など色々と
株も試しましたがうまくいかず
最終的にたどり着いた
不動産投資を開始したのが
36歳くらい

そして不動産経営のための
法人を設立したのが40歳を過ぎていたので
このままではマズい…」と思い始めたから
10年経過してようやく複業として
形になったと思っています

この10年の間も常に
リストラに遭うかも…
と言う危機感を持つようにして
複業へのモチベーションを
保つようにしていました

これを読んでいる方は
うちの会社はリストラは
されたことないし大丈夫
」と
思っているかもしれません

ただしどの会社も絶対に
リストラがないとは言い切れません

会社は経営者のものであり
社員のものではないのです

なので常に万が一のことを想定し
今の会社に依存していたら
やばいかも…
」と危機感を
持つことが大事です





危機感を持つように意識を変えても
それに伴った行動を実行するのは
難しいですしさらにその行動によって
結果を出すのもなかなか難しいものです
つまり結果を出すまでに
時間はかかると思っていた方が良い
です

そう考えると危機感自体は
早い段階で持っていた方が得策です

今まで今の仕事に危機感を
感じたことはないと言う方も
一度客観的に自分の立場を
見つめ直してみてください

ひょっとしたら
ヤバいかも…

気づくかもしれません


でも
その気づきが非常に大事です
 

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