「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」初日舞台挨拶レポート
「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」
初日舞台挨拶レポ
2月11日(金)10:20開映(上映後舞台挨拶あり)
TOHOシネマズ有楽座
(以下敬称略)
<司会>
菅谷大介(日本テレビ/アナウンサー)
<ゲスト>
平山秀幸監督、チェリン・グラック監督
竹野内豊、唐沢寿明、中嶋朋子、井上真央、岡田義徳、山田孝之、阿部サダヲ
運よく今回も人気の映画の舞台挨拶付き初日上映に当選&鑑賞しました。
制作発表があったときからとても観たいと思っていた作品です。
勿論ストーリーにも心惹かれていましたが、
それ以上に久々に竹野内さん主演の作品であるということ、
さらに唐沢さん、そして最近目茶苦茶ファンになりつつある山田君も
共演者として名前が挙がっていたことから、
ぜひ舞台挨拶付きで鑑賞したいと思っていたので、
その願いが叶い本当に嬉しかったです。
今年初めて茅ヶ崎にも降雪があった祝日の金曜日でしたが、
竹野内さんの人気を現すかのように劇場はほぼ満席でした。
充分すぎる感動を映画から貰った後に始まった舞台挨拶には、
阿部サダヲさんも登場し、彼のファンでもある友人と大喜びしました。
日にちがあいてしまい鮮度に欠けますが、
その舞台挨拶の様子をかいつまんで記録しておくことにします。
(もうすでに各メディアでもニュースになっていますね・汗)
ただし、いつものように当日の走り書きメモから書き起こしていますので、
ゲストの言葉そのままではないことをご了承ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まずはそれぞれひと言ずつ挨拶からと言うことだったのですが、
「竹野内豊さん、お願いします」と言う司会の呼びかけに、
唐沢寿明さんが「竹野内です」と1歩前に出て軽い笑いを取り、早速軽いフェイント。
会場が笑いに包まれる中、今度は1歩前に踏み出した本人・竹野内豊さんの第1声が、
「唐沢です・・・。」でした。
思えば、冒頭からただではすまない予感が漂う舞台挨拶でしたね(笑。
竹野内豊
こんにちは。
大場栄大尉役を演じた竹野内豊です。
本日から公開となるこの作品のために、
このように寒く足場の悪い中をお越しいただきありがとうございます。
映画はいかがでしたか?
(会場から大きな拍手)
ありがとうございます。本当に嬉しいです。
今日この日を迎えるまで日本全国各地を回って来ましたが、
これだけ多くの方々に(暖かく)迎えて頂き、
こうして作品を送り出すことが出来てとても嬉しいです。
本当にありがとうございます。
井上真央
(看護婦/青野千恵子役)
雪が「わさわさ」降っている中、このように多くの方にお越しいただきありがとうございます。
日米のスタッフ・キャストを始め本当に多くの人が関わり完成したこの作品に、
私も携わることが出来たことを光栄に思っています。
あの時代に起きたこの真実の物語を1人でも多くの人に知ってもらいたいし、
当時の人々の心情や思いを1人でも多くの方たちに感じていただけたらと思います。
山田孝之
(木谷敏男曹長役)
このように雪が「わぁわぁ」降っている中、
(井上真央ちゃんの「わさわさ」を受けての発言。笑っちゃいましたが、本人は至って真面目)
初日にお越しいただきありがとうございます・・・。
今日は某ボクシング映画の初日公開日でもあるところを
こちらにお越しいただきありがとうございました。(笑)
僕は、(言うことは)そのくらいです・・・。
会場から「山田く~ん!」と声援がかかります。
ハイ、山田です。(笑)
この作品に出ています。
相変わらずのマイペースな受け答えですが、
今回の山田君のファッションはいつに無く普通!?
でも、大先輩方と一緒の舞台挨拶と言うこともあるし、
特にこの後の唐沢節に恐れを為したか・・・?
山田君は次の質問ではすっかりおかしなことになるのでした。
中嶋朋子
(奥野春子役)
足場の悪い中お越しいただきありがとうございます。
皆さんご覧になった後とのことで、ドキドキしています。
映画を観たときに感じた「真実」を持ち帰って、
ぜひご家族やご友人にも話して伝えていただきたいです。
岡田義徳
(尾藤三郎軍曹役)
お寒い中お越しいただき、どうもありがとうございます。
現場で観ていて人として学べることも多かったです。
皆さんにも何かを感じて学んで多くの人に伝えていただけたらと思います。
阿部サダヲ
(元木末吉役)
初日、おめでとうございます(笑。
あの焼け野原だった銀座が、今外に出れば素晴らしい所に変わっています。
その幸せを噛み締めてください。
でも雪も降っているので今日は早めに帰った方がいいと思います(笑。
僕はちょっとだけ出てますが、山田君に殺されたのがよかったと思います(笑。
唐沢寿明
(司会から「真打登場」的紹介を受けて)
いや~、驚いたのはちょっとの間の皆さんの変貌振りです。
竹野内君はご覧の通り相変わらず若々しいですが、
阿部君はちょっとの間に太ってるし(!!!確かにちょっと・・・)、
山田君は何だか足が短くなってるし(当日はダボ系ズボンのせいで足が短く見えた!)、
岡田君は性格がアメ横の中田商店の店長みたいになってるし(これまた着用のスーツの雰囲気?)、
監督はポロの店長みたいだし(スポーツウェア系のラフな服装だから?)、
相変わらず女優さん2人は綺麗だし、竹野内君は爽やかだけどね・・・(笑。
今日はこの劇場を出たらなるべく人の多いところに行って、
この映画を宣伝してください。
「太平洋の奇跡観たけど大変よ~」と聞こえるように言ってください。
そうすると聴いた人は聞いた人は、
何が大変なのか興味を持ってくれるようになりますから。
ここで司会の菅谷アナが放ったこのひと言
「1番変わったのは唐沢さんの髪型ですよね」
・・・にすかさず、
「グッ!ジョブ!」と反応した唐沢さんなのでした。
平山秀幸監
去年の5・6・7月にタイで撮影しました。
日本側の演出が私、アメリカ・イギリスの演出がチェリン監督、
そしてタイの現地スタッフで作った作品ですので、
勿論色々なトラブルや困難もありましたが、良い勉強になりました。
この場を借りこの映画に関わった全ての方たちに、
感謝とお礼の気持ちを表したいです。
チェリン・グラック監督
字幕が付かないようなので日本語で挨拶させていただきます(笑。
(流暢な日本語にびっくり!)
今日はこのような天気で足場の悪いところをお越しいただきありがとうございます。
アメリカのキャスト・スタッフにお礼を言いたいです。
アメリカと日本は過去に一回ケンカしていということを、
もう1度皆さんに知っていただきたいです。
司会
この先は皆さんに映画の題名に因んだ2つのテーマの質問に答えていただきます。
どちらかで結構ですから答えてください。
質問は以下の2点のうちどちらかを選んでください。
①ここ最近身近に起きた奇跡。
②小さい頃○○の男と呼ばれた。
竹野内豊
ハイ!(真っ先に挙手で答える)
「起きた奇跡」について答えます。
1つは、大場大尉と共にサイパンで戦い抜いた47人の兵士の内の一人、
新倉幸雄さんと完成披露試写会でお会いできたこと。
もう1つは、タイのロケで井上真央さんが虫を食べたことです。
これは奇跡だと思います。
井上真央
あれは食べたんじゃなくて「食べさせられた」んじゃないですか~、
竹野内さんに!
竹野内さんと唐沢さんに連れて行かれた屋台で虫を出されたんです。
油でから揚げにした虫だったんですが、
竹野内さんがキラキラした瞳で美味しいよと薦めるので、
その瞳にやられて食べてしまいました。
揚げたコオロギでしたが、油の味がしてカリッとしていて香ばしかったですね(笑。
私に起きた奇跡は、今年の新年会のじゃんけん大会で優勝したこと。
100人くらいいた中で優勝して賞金を総取りしました。
じゃんけんはそう強くないはずなのに勝ったので、運を使い果たしたかも(笑。
司会
いやいや今年はうさぎ年ですからホップ・ステップ・ジャンプということで。
唐沢寿明
僕はうさぎ年生まれなんです。
これだけ言っておきます。
司会
素晴らしい1年にしてください。
いや、唐沢さんはオオトリに控えてもらって、
(この質問の答えを)まとめてもらいますから、これで済みにはなりません。
岡田義徳
僕はアメ横の中田商店の店長になったことかな!(笑
(唐沢さんの最初の発言を受けての答え)
唐沢寿明
ねえ、この質問企画倒れなんじゃない?
司会
唐沢さんに最後に救ってもらいますから。
唐沢寿明
そんなこと言われても、僕何も答えを持ってないよ。
司会
それでは次に山田さんはどうですか?
山田孝之
いいんですか?僕にしゃべらせて・・・。
(う!突如ふられた山田君なんか怪しい雰囲気)
僕は恵比寿に好きなそば屋があるんですが、
いつも混んでいてあまり行けないんです・・・。モゴモゴ。
あ、やっぱりこの話止めます。
司会
え!続きはないんですか?
(登壇ゲストも少々動揺?・笑)
山田孝之
いや、もういいです。
そう言ったきり口をつぐんでしまった山田君に会場もあれれ?
いや、今日も出ました!怪しい雰囲気の山田君!
必ず何処かで期待に応えてくれるこの危うさと不思議ぶりです。
「だからふる相手を間違えたんでしょう。
人はそれぞれ色々あるんだから。」
と言う唐沢さんのひと言で次は中嶋さんに質問が回りました。
中嶋朋子
このような悪天候の中を、こんなに大勢の方に来場していただけたことが奇跡です。
大人な模範解答で上手くまとめた中嶋さんに拍手!
・・・・でしたが?
唐沢寿明
いや、奇跡ではなく、これは必然でしょ。
阿部サダヲ
(○○な男と言う質問に答えて)
丁度子どもの頃にグリコ森永事件と言うのがありまして、
容疑者は「狐目の男」と呼ばれていました。
僕も「狐目の○○」と呼ばれて悲しい想いをしました。
唐沢寿明
(最後にふられて)
こう言うのの後ってやりにくいんだよね(汗。
ちっちゃいことは奇跡って言わないんだよね。
もうひとつの質問だと、
夜道で会った子どもに「あの人首が無い」といわれたこともあった。
(頭の形から?)麺棒に間違えられたこともあったかな(笑。
ここで場内に軍歌「歩兵の本領」がかかり、
登壇者全員へのサプライズプレゼントとして、
2ヶ月間に渡るタイロケに共に挑んだ
“平山30(さんまる)隊”のメンバー30名が登場しました。
そしてリーダーの方から、
全国行脚をしてきた竹野内さんに花束のプレゼントが渡され、
“平山30(さんまる)隊”のメンバー30名による敬礼が行なわれました。
竹野内豊
びっくりしました。
2ヶ月に渡るタイのロケは過酷でした。
クーラーが効かないこともあったし、外に出れば蚊にも刺されました。
彼らが居なければこの作品は出来ませんでした。
今、全てのことをひっくるめて思い出し胸がいっぱいです。
かつて争った両国の感情と、あの激戦の中を生きた方々の並々ならぬ思いを、
たった2時間の映画で表現することは到底出来ることではありません。
ひとりでも多くの人に観てもらうことが出来て、
戦争のことを考え伝えて貰えるきっかけになれば良いと思っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とても和やかで楽しい舞台挨拶でした。
映画本編も感動的でした。
今回は唐沢さんがいたので、個々の会話からは、
互いの交友関係なども分かりとても興味深かったです。
当日の写真は★こちら 。
山田君、お髭も無くてこの日は爽やかでしたね!
映画の感想も早く書かなくてはね!
初日舞台挨拶レポ
2月11日(金)10:20開映(上映後舞台挨拶あり)
TOHOシネマズ有楽座
(以下敬称略)
<司会>
菅谷大介(日本テレビ/アナウンサー)
<ゲスト>
平山秀幸監督、チェリン・グラック監督
竹野内豊、唐沢寿明、中嶋朋子、井上真央、岡田義徳、山田孝之、阿部サダヲ
運よく今回も人気の映画の舞台挨拶付き初日上映に当選&鑑賞しました。
制作発表があったときからとても観たいと思っていた作品です。
勿論ストーリーにも心惹かれていましたが、
それ以上に久々に竹野内さん主演の作品であるということ、
さらに唐沢さん、そして最近目茶苦茶ファンになりつつある山田君も
共演者として名前が挙がっていたことから、
ぜひ舞台挨拶付きで鑑賞したいと思っていたので、
その願いが叶い本当に嬉しかったです。
今年初めて茅ヶ崎にも降雪があった祝日の金曜日でしたが、
竹野内さんの人気を現すかのように劇場はほぼ満席でした。
充分すぎる感動を映画から貰った後に始まった舞台挨拶には、
阿部サダヲさんも登場し、彼のファンでもある友人と大喜びしました。
日にちがあいてしまい鮮度に欠けますが、
その舞台挨拶の様子をかいつまんで記録しておくことにします。
(もうすでに各メディアでもニュースになっていますね・汗)
ただし、いつものように当日の走り書きメモから書き起こしていますので、
ゲストの言葉そのままではないことをご了承ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まずはそれぞれひと言ずつ挨拶からと言うことだったのですが、
「竹野内豊さん、お願いします」と言う司会の呼びかけに、
唐沢寿明さんが「竹野内です」と1歩前に出て軽い笑いを取り、早速軽いフェイント。
会場が笑いに包まれる中、今度は1歩前に踏み出した本人・竹野内豊さんの第1声が、
「唐沢です・・・。」でした。
思えば、冒頭からただではすまない予感が漂う舞台挨拶でしたね(笑。
竹野内豊こんにちは。
大場栄大尉役を演じた竹野内豊です。
本日から公開となるこの作品のために、
このように寒く足場の悪い中をお越しいただきありがとうございます。
映画はいかがでしたか?
(会場から大きな拍手)
ありがとうございます。本当に嬉しいです。
今日この日を迎えるまで日本全国各地を回って来ましたが、
これだけ多くの方々に(暖かく)迎えて頂き、
こうして作品を送り出すことが出来てとても嬉しいです。
本当にありがとうございます。
井上真央(看護婦/青野千恵子役)
雪が「わさわさ」降っている中、このように多くの方にお越しいただきありがとうございます。
日米のスタッフ・キャストを始め本当に多くの人が関わり完成したこの作品に、
私も携わることが出来たことを光栄に思っています。
あの時代に起きたこの真実の物語を1人でも多くの人に知ってもらいたいし、
当時の人々の心情や思いを1人でも多くの方たちに感じていただけたらと思います。
山田孝之(木谷敏男曹長役)
このように雪が「わぁわぁ」降っている中、
(井上真央ちゃんの「わさわさ」を受けての発言。笑っちゃいましたが、本人は至って真面目)
初日にお越しいただきありがとうございます・・・。
今日は某ボクシング映画の初日公開日でもあるところを
こちらにお越しいただきありがとうございました。(笑)
僕は、(言うことは)そのくらいです・・・。
会場から「山田く~ん!」と声援がかかります。
ハイ、山田です。(笑)
この作品に出ています。
相変わらずのマイペースな受け答えですが、
今回の山田君のファッションはいつに無く普通!?
でも、大先輩方と一緒の舞台挨拶と言うこともあるし、
特にこの後の唐沢節に恐れを為したか・・・?
山田君は次の質問ではすっかりおかしなことになるのでした。
中嶋朋子(奥野春子役)
足場の悪い中お越しいただきありがとうございます。
皆さんご覧になった後とのことで、ドキドキしています。
映画を観たときに感じた「真実」を持ち帰って、
ぜひご家族やご友人にも話して伝えていただきたいです。
岡田義徳(尾藤三郎軍曹役)
お寒い中お越しいただき、どうもありがとうございます。
現場で観ていて人として学べることも多かったです。
皆さんにも何かを感じて学んで多くの人に伝えていただけたらと思います。
阿部サダヲ(元木末吉役)
初日、おめでとうございます(笑。
あの焼け野原だった銀座が、今外に出れば素晴らしい所に変わっています。
その幸せを噛み締めてください。
でも雪も降っているので今日は早めに帰った方がいいと思います(笑。
僕はちょっとだけ出てますが、山田君に殺されたのがよかったと思います(笑。
唐沢寿明(司会から「真打登場」的紹介を受けて)
いや~、驚いたのはちょっとの間の皆さんの変貌振りです。
竹野内君はご覧の通り相変わらず若々しいですが、
阿部君はちょっとの間に太ってるし(!!!確かにちょっと・・・)、
山田君は何だか足が短くなってるし(当日はダボ系ズボンのせいで足が短く見えた!)、
岡田君は性格がアメ横の中田商店の店長みたいになってるし(これまた着用のスーツの雰囲気?)、
監督はポロの店長みたいだし(スポーツウェア系のラフな服装だから?)、
相変わらず女優さん2人は綺麗だし、竹野内君は爽やかだけどね・・・(笑。
今日はこの劇場を出たらなるべく人の多いところに行って、
この映画を宣伝してください。
「太平洋の奇跡観たけど大変よ~」と聞こえるように言ってください。
そうすると聴いた人は聞いた人は、
何が大変なのか興味を持ってくれるようになりますから。
ここで司会の菅谷アナが放ったこのひと言
「1番変わったのは唐沢さんの髪型ですよね」
・・・にすかさず、
「グッ!ジョブ!」と反応した唐沢さんなのでした。
平山秀幸監去年の5・6・7月にタイで撮影しました。
日本側の演出が私、アメリカ・イギリスの演出がチェリン監督、
そしてタイの現地スタッフで作った作品ですので、
勿論色々なトラブルや困難もありましたが、良い勉強になりました。
この場を借りこの映画に関わった全ての方たちに、
感謝とお礼の気持ちを表したいです。
チェリン・グラック監督字幕が付かないようなので日本語で挨拶させていただきます(笑。
(流暢な日本語にびっくり!)
今日はこのような天気で足場の悪いところをお越しいただきありがとうございます。
アメリカのキャスト・スタッフにお礼を言いたいです。
アメリカと日本は過去に一回ケンカしていということを、
もう1度皆さんに知っていただきたいです。
司会この先は皆さんに映画の題名に因んだ2つのテーマの質問に答えていただきます。
どちらかで結構ですから答えてください。
質問は以下の2点のうちどちらかを選んでください。
①ここ最近身近に起きた奇跡。
②小さい頃○○の男と呼ばれた。
竹野内豊ハイ!(真っ先に挙手で答える)
「起きた奇跡」について答えます。
1つは、大場大尉と共にサイパンで戦い抜いた47人の兵士の内の一人、
新倉幸雄さんと完成披露試写会でお会いできたこと。
もう1つは、タイのロケで井上真央さんが虫を食べたことです。
これは奇跡だと思います。
井上真央あれは食べたんじゃなくて「食べさせられた」んじゃないですか~、
竹野内さんに!
竹野内さんと唐沢さんに連れて行かれた屋台で虫を出されたんです。
油でから揚げにした虫だったんですが、
竹野内さんがキラキラした瞳で美味しいよと薦めるので、
その瞳にやられて食べてしまいました。
揚げたコオロギでしたが、油の味がしてカリッとしていて香ばしかったですね(笑。
私に起きた奇跡は、今年の新年会のじゃんけん大会で優勝したこと。
100人くらいいた中で優勝して賞金を総取りしました。
じゃんけんはそう強くないはずなのに勝ったので、運を使い果たしたかも(笑。
司会いやいや今年はうさぎ年ですからホップ・ステップ・ジャンプということで。
唐沢寿明僕はうさぎ年生まれなんです。
これだけ言っておきます。
司会素晴らしい1年にしてください。
いや、唐沢さんはオオトリに控えてもらって、
(この質問の答えを)まとめてもらいますから、これで済みにはなりません。
岡田義徳僕はアメ横の中田商店の店長になったことかな!(笑
(唐沢さんの最初の発言を受けての答え)
唐沢寿明ねえ、この質問企画倒れなんじゃない?
司会唐沢さんに最後に救ってもらいますから。
唐沢寿明そんなこと言われても、僕何も答えを持ってないよ。
司会それでは次に山田さんはどうですか?
山田孝之いいんですか?僕にしゃべらせて・・・。
(う!突如ふられた山田君なんか怪しい雰囲気)
僕は恵比寿に好きなそば屋があるんですが、
いつも混んでいてあまり行けないんです・・・。モゴモゴ。
あ、やっぱりこの話止めます。
司会え!続きはないんですか?
(登壇ゲストも少々動揺?・笑)
山田孝之いや、もういいです。
そう言ったきり口をつぐんでしまった山田君に会場もあれれ?
いや、今日も出ました!怪しい雰囲気の山田君!
必ず何処かで期待に応えてくれるこの危うさと不思議ぶりです。
「だからふる相手を間違えたんでしょう。
人はそれぞれ色々あるんだから。」
と言う唐沢さんのひと言で次は中嶋さんに質問が回りました。
中嶋朋子このような悪天候の中を、こんなに大勢の方に来場していただけたことが奇跡です。
大人な模範解答で上手くまとめた中嶋さんに拍手!
・・・・でしたが?
唐沢寿明いや、奇跡ではなく、これは必然でしょ。
阿部サダヲ(○○な男と言う質問に答えて)
丁度子どもの頃にグリコ森永事件と言うのがありまして、
容疑者は「狐目の男」と呼ばれていました。
僕も「狐目の○○」と呼ばれて悲しい想いをしました。
唐沢寿明(最後にふられて)
こう言うのの後ってやりにくいんだよね(汗。
ちっちゃいことは奇跡って言わないんだよね。
もうひとつの質問だと、
夜道で会った子どもに「あの人首が無い」といわれたこともあった。
(頭の形から?)麺棒に間違えられたこともあったかな(笑。
ここで場内に軍歌「歩兵の本領」がかかり、
登壇者全員へのサプライズプレゼントとして、
2ヶ月間に渡るタイロケに共に挑んだ
“平山30(さんまる)隊”のメンバー30名が登場しました。
そしてリーダーの方から、
全国行脚をしてきた竹野内さんに花束のプレゼントが渡され、
“平山30(さんまる)隊”のメンバー30名による敬礼が行なわれました。
竹野内豊びっくりしました。
2ヶ月に渡るタイのロケは過酷でした。
クーラーが効かないこともあったし、外に出れば蚊にも刺されました。
彼らが居なければこの作品は出来ませんでした。
今、全てのことをひっくるめて思い出し胸がいっぱいです。
かつて争った両国の感情と、あの激戦の中を生きた方々の並々ならぬ思いを、
たった2時間の映画で表現することは到底出来ることではありません。
ひとりでも多くの人に観てもらうことが出来て、
戦争のことを考え伝えて貰えるきっかけになれば良いと思っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とても和やかで楽しい舞台挨拶でした。
映画本編も感動的でした。
今回は唐沢さんがいたので、個々の会話からは、
互いの交友関係なども分かりとても興味深かったです。
当日の写真は★こちら 。
山田君、お髭も無くてこの日は爽やかでしたね!
映画の感想も早く書かなくてはね!