「パブリック・エネミーズ」ジャパンプレミア | ひょうたんからこまッ・Part2

「パブリック・エネミーズ」ジャパンプレミア

『パブリック・エネミーズ』ジャパンプレミア上映会
舞台挨拶レポ

TOHOシネマズ六本木・7スクリーン
(大阪TOHOシネマズ梅田と2元中継)
12月10日(木)
開場/18:30  開演/19:30(予定)
※以下敬称略
<司会>
ニッポン放送アナウンサー 五戸 美樹
<ゲスト>
ジョニー・デップ
<通訳>
戸田奈津子

<まず、レッドカーペットのこと>
急な発表によりジョニデの来日を知らされた今回のジャパンプレミア。
あまりに急すぎて仕事は休めなかったのですが一応イベントには応募しました。
そして、ジョニーの人気ゆえの高倍率に阻まれやはり招待状は来ませんでした。
結局レッドカーペットへの参加は出来ませんでしたが、
夜のプレミア上映会のチケットは無事購入できたので、
昨日は2年ぶりのジョニーの舞台挨拶を六本木で見て来ました。
2年前、同じ六本木ヒルズで行なわれた
スウィーニー・トッド』のレッドカーペットイベント の時も、
レッドカーペットの招待状を獲得出来なかったのですが、
その時は六本木ヒルズアリーナのけやき坂沿いのスペースで待機した結果、
運よくファンサービスの良いジョニーからサインを頂くことが出来ました。
(★その時の記事)
今回もその場所でもしかしたらサインを貰える人がいるのでは?
・・・と思ったのですがレッドカーペットの設営状況を見ると、
どうやら会場まで車で入ってしまう様子。
この場所でのファンへのサービスは期待出来なさそうです。
ひょうたんからこまッ・Part2
けやき坂道路両側で待機する人々

どうなるのか暫くジョニーの到着の様子を見ようと待ってみましたが、
映画が上映されるスクリーン7でもイベントの様子が中継されるので、
開場時間に劇場に移動し館内でレッドカーペットの様子を見守りました。
結果、やはり今回は開場まで車を乗り入れたため、
沿道沿いのファンへのサービスは無かったようです。
中継を見ながら昨日も実況で報告しましたが、
レッドカーペットでのレポーターの質問のレベルが低いのにはちょっとがっかり。
もっと映画やジョニー自身に関するインタビューをして欲しかったです・・・。
答えるジョニーもちょっと戸惑って苦笑いしてしまうような質問もありましたから。
そうそう、インタビュアーから、
「来日の間いつもかぶっている帽子に何故穴が空いているのか」
聞かれたジョニーは、
「これは拳銃に撃たれた穴だよ、自分でそん感じに見えるよう空けたんだ」
・・・・・と答えていましたが、この時のやりとりは面白かったです。

今回も会場をゆっくり回ってなるべく多くの人たちにサインをしようという
ジョニーの姿勢にはやはり感動しました。
レッドカーペットに参加した友人たちも無事サインを貰えたようで良かったです。
ちなみにレッドカーペットの舞台挨拶の司会進行は伊藤さとりさんでした。
レッドカーペットの舞台挨拶でのジョニーは、
まず「寒くない?」とひとことファンを気遣った後、
日本のファンのサポートに対するお礼の言葉を述べ、
「この映画はあなたたちのために頑張った仕事だから、
私にとってはあなたたちがボス。」
と言っていました。
「この作品で注目して欲しいことは?」と聞かれると、
「実在の人物を演じることに(色々な意味で)責任を感じました。」
と答えていました。
また共演したクリスチャン・ベールや
マリオン・コティヤールとの思い出について聞かれると、
「クリスチャンとは2つのシーンで共演しました。
ひとつは刑務所で面会するシーン、
もうひとつは背中を打ち抜くシーンでした。
そのふたつのシーンがとても印象に残っています。」
と答えていました。
そして一足早いクリスマスプレゼントがジョニーに送られました。
舞台上のスクリーンに映し出されたジョニーのシルエットが、
会場の「MERRY CHRISTMAS!」と言う掛け声でクリスマスツリーに変り、
ライティングされたジョニーのシルエットになり、
すかさずジョニーも「MERRY CHRISTMAS TOKYO! 」と祝福していました。

<プレミア上映舞台挨拶左右矢印大阪梅田と中継で繋がる>
さて、本題の上映会です。
今回は大阪には行けないジョニーの映像が梅田に届けられ、
梅田の観客の様子もこちらに伝わるように二元中継になっていました。
以下上映前の舞台挨拶でのジョニーの言葉です。

カラオケジョニー・デップ
長年の暖かいサポートありがとうございます。
今回で6度目の来日ですが、以前の来日は2年が経ってしまいました。
皆さんをちょっと長く待たせすぎましたね・・・・。
でも、またすぐに来日しますから。(多分「アリスと不思議の国」で来日)
大阪の皆さんもありがとう。
日本の皆さんは私を長年支えてくださっているスペシャルなファンです。
いつもありがとう、感謝しています。

カラオケ司会
実在の人物ジョン・デリンジャーを演じていかがでしたか。

カラオケジョニー・デップ
ジョン・でリンジャーは1933年頃・・・大恐慌時代の実在人物で、
銀行強盗でありながら、不正に金儲けをする銀行や当時の警察など、
民衆から搾取する立場・権力に歯向かう、いわばロビン・フッドのような人物です。
犯罪者であることから自分の短い命を知っていて、
それゆえ何事にもベストを尽くして生きた人でした。

カラオケ司会
この作品の楽しみ方は?

カラオケジョニー・デップ
これは「あなた」のためだけに作った作品です。
そう思って楽しんでください。
この作品は長年の皆さんのサポートに対しての心からのプレゼントです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この映画で久々に「扮装無しの普通の人間」を演じたジョニー。
大恐慌時代のアメリカに実在した伝説の犯罪者ジョン・デリンジャーを、
英雄としてでは無く愛に生きた一人の男として描いています。
共演のメルヴィン・パーヴィスを演じたクリスチャン・ベールも、
冷徹なFBI操作指揮官を熱演していました。
切ないラストに心が震えます。

blogram投票ボタン