2月19日、先週の土曜日、中西麻耶さんの講演を聴くことが出来ました。

講演会を開催したのは

緒方町地域人権教育・啓発推進協議会

の方々です。


テーマは

「支えあう」。


その開会前、旧知の方がやってきて新聞の切抜きを見せてくださいました。

それは、おおいた合同新聞の

読者の声

の欄の切抜きです。


ひょうたんくんの豊肥沿線11物語




それは、平成20年9月25日付けの新聞に掲載されたものでした。


パッと見たら、ドキッとしました。

記事の中の蛍光ペンが引かれたところに

「中西麻耶選手という義足の女性選手がいた」

との活字が・・・。

このご老人が投稿されたのです。

読ませていただくと、こんなことが書かれていたのです。



「頭が下がる強い精神力」

豊後大野市緒方町

衛藤憲清(71)

○障害者の国際スポーツ大会、パラリンピック。日本からも多くの選手が参加し、27個のメダルを持ち帰った。

○全盲のスイマー、義足のランナー、そして車イスのマラソン。まったく障害を感じさせないスポーツの祭典であった。車イスマラソン大会はおおいたが発祥の地であり、大分と障害者スポーツは、特に関係が深い。

○その大分からも多くの選手が参加したが、その中でマラソンの笹原廣喜選手は銀メダル。そして百㍍、二百㍍に出場した中西麻耶選手という義足の女性選手がいた。彼女はちょうど2年前、職場の事故で右脚を切断したと言う。若い彼女が、この事故では失意のどん底に落ち込んだことだろう。その失意を乗り越えて、わずか2年でここまで・・・。

○競技後の彼女の弁は「悲しい思いをさせたお母さんに、やっと借りが返せた」。その根性と精神力には全く頭が下がる思い。パラリンピックの12日間、感動の毎日であった。


ジーンときちゃいました。


その中西麻耶選手と会えるのです。

話が聴けるのです。


こんなにはやる気持ちで迎えた講演会、初めてでした。



This Cntinues・・・。