越前漆器「うるしの匠展」開始式でした。

全国の伝統的工芸品の現状は、生産額のピーク時に、比べますと安価な海外製品の台頭、ライフスタイルの変化などにより、5分の1の約1,000億円程度の生産額と言われています。

また、従事者の高齢化も深刻な問題であり、ここ、河和田の越前漆器も例外ではなく、厳しい現状です。

現在、新型コロナウイルスの影響により、2月からは人とモノの動きが停滞し、国内景気は全国的に悪化しており、ここ河和田の越前漆器産地にも大きな打撃を与えている状況でごす。

コロナウイルス感染症が終息したとしても、すぐには、コロナ禍以前の社会経済状態に戻れることではありませんが、先人たちから受け継いできた伝統を柔軟な対応により守っていただき、新しい生活様式のなかに越前漆器が必ず必要になるような展開を心待ちにしております。

ピンチをチャンスと捉えることも必要です。



今日から28日(月)までの、越前漆器「うるしの匠展」において、本市が誇る越前漆器の優雅さ、また、普段使いに適した、堅牢な越前漆器を幅広くPRし、より多くの人に魅力を伝える絶好の機会となり、越前漆器の新たな市場の拡大につながることを期待しております。

本日は、誠におめでとうございます。

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