シニア向けプログラミング講座の見学に高年大学にお邪魔しました。
9月2日~9月30日までの全5回の講座、今日は最終回で成果発表会でした。
みなさまには、最後までご参加いただきありがとうございました。
1回目のipad入門から、街歩き写真、そして、今日はプログラミングをされるというということで、皆さんのお取り組み本当にすばらしい。
先日の講座のUstream配信も見せていただきました。
テレビや新聞でも報道されていましたし、ipadを使ったまちあるきは全国放送でした。
ITのまち鯖江市の市長として、皆さんのお取り組みを誇りに思っています。
ネットやスマホ、タブレットを使って、市民の皆様に公共サービスや政策決定に参加してもらう試みが、今、世界中で広がっています。
社会を作るのは一人ひとりの市民の皆様、まさにアプリを市民の皆様が作り、それを使って行政サービスがドンドン出来るようになったら素晴らしいと思います。
アプリそのものも、市民が作るということは、市民にとって使い勝手のいいものが広がっていくということです。
まさに公共・行政サービスのクオリティ-もあがってまいります。
そのことによって自主性が生まれ、また自分の生きがいに繋がり、あるいは、自分の存在価値を再認識するようになることも期待できます。
予算不足や人手不足を市民に押し付けるのでなく、市民の皆様が行政から一方的に受けていたサービスに自分たちも参加する。
自分が参加することをドキドキワクワクしながら、自分もこの世の中をよくしていくことに参加できるんだという意識、市民の側も、この社会を作り上げるのは、われわれ一人一人なんだという意識に切り替わる、そのことが今、求められていると思いますね。
行政がサービスを提供し、住民がその受け手になるという関係が変わり、両者がコラボレーションをおこなうという大きな変化です。
市民の力をいかして効率的な行政サービスを実現させようとする新たな潮流です。
そのうねりは日本でも巻き起こっています。
市民の皆様のデジタルデバイド(情報格差)の解消はこれからの大きな課題。
皆様のお取り組みが第一歩、皆様これからです、よろしくお願い申し上げます。
Ipadを手配していただいたSoftbankmobile の皆さん、 そして、指導していただいた福野さんCode for Sabaeの皆さん本当にありがとうございました。