今日の一般質問で保育園の民営化問題が議論になりました。
政権交代、国の動向を見ながら拙速でなく慎重にとのご趣旨。
小泉改革で、16年度から公立保育園の事務運営費助成制度が廃止。
続いて18年度には、公立保育園の施設整備補助制度の廃止とダブルパンチ。
一方、私立保育園は両制度とも継続適用されています。
保育園の多機能化には保育士の確保が第一、しかし、職員定数適正化計画のハードルは高く、困難というより不可能。
そして、建物も老朽化、単独費での施設整備も大きな課題です。
官から民への流れは止まりそうになく、新政権は、地域主権国家の確立と新しい公共の概念を発表。
このままでは、保育の質の向上どころか現状維持も困難。
民営化は避けて通れない課題です。
拙速でなく慎重に対応したいが、国の方向は、現状の財政状況から考えると変わりそうにない。
妙案は???。