病に勝つために（小脳腫瘍）

一部の方にはお知らせしていましたが
２月に小脳腫瘍というものが発覚し
９月に開頭手術を受けました。

そもそも病気が発覚した経緯が
2012.11月から「耳鳴り」が右耳だけしていて
それの原因を特定するプロセスの中で
脳のMRIを撮って発覚したのです。
担当医は聴神経の腫瘍などを疑ってのMRIでしたが
まさかの小脳腫瘍という事で
驚いておりました。
担当医曰くは小脳腫瘍と耳鳴りは関係ない！と
断言していまして、結果今も耳鳴りがあるので
担当医の診断は的確だったと感じています。

２月に発覚した時点で
自分自身、何か脳腫瘍の症状があったわけじゃないので
信じられませんでしたが受け止めざるえませんでした。

実際には手術し摘出しないと良性、悪性腫瘍
どちらなのか診断は断言しにくいそうで
経過や様子を見る限り命に今すぐ別状はなさそうだという
予測の元、９月に手術を受けました。
およそ１１時間ほどかかった手術になり
術後は吐き気と頭痛にしばらく悩まされました。
今は目眩くらいなものですが、まともな生活に
戻ってきつつあるのはようやく最近です。

人生っていつ何が待ち構えているかわかりませんね。

２月の時点で余命が短いパターンの人生の過ごし方も
用意しました。
どんな準備をして逝けば皆さんに迷惑が最小限で済むだろうか？
色々と考えていました。

私がやっている音楽の仕事なんて公休も失業保険も
ありませんから、自分が休めばどんな影響があるか？

前向いて、助かった命を大切にするしかないですね。
自分より深刻に感じてくれた人達に感謝しています。
今度は自分がそんな人達を守る番かなと思っています。

まだ完全に治っていないけど、一見普通の生活に
戻っています。

今回の経験を機会に
小脳腫瘍で悩んでいる人は音楽に関係なく
いつでも自分が知る情報は提供したいと思います。

そして音楽の夢を目指す人、当たって砕ける気で
自分の人生を謳歌してください。
失敗したって遠回りしたって人間たやすく死にません。
やりたい事があって、それにチャレンジ出来る健康であるって幸せです。

自分は３ヶ月ほど休養してしまって
失ったものも多いので
半分くらい新しい人生のつもりで歩いていきます。
まだ道の途中です。




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