フランス風船記☆モンサンミッシェルへ行く | 旅犬Lani&Leaのほほん風船記

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Lani&Leaの旅行記と旅行気分の日常を書き綴ります。

今日は、Laniに変わり、飼い主の私が書きますね。


パリ到着日に、起こったトラブル。。。


それは、日本出発前にあらかじめ予約しておいた、現地旅行会社の主催するバスツアーの発着地を確認するために現地旅行会社を訪ねた時のこと。


追加でセーヌ川クルーズ船を予約しようと、犬同伴であることを告げたところ、「すべてのバスバスツアーは他のお客様に配慮し、犬連れでは参加できない」といわれてしまったのです。

日本で予約した時点で、犬連れでもOKか確認していたのに

仕方ないので、キャンセルをお願いしたところ、すべては返金できないとのこと。。。


インターネットで予約したフォームに犬連れと書くことができず、先にメール手紙を送っていたからいいかなんて考えた私も甘かったのだけど。。。ショックガクリでした。(結局、60%しか返金されず。)モンサンミッシェルに行けないショックと、あいまって怒りメラメラと疲れでヘロヘロになりホテルにトボトボトボトボ帰ったのでした。


しかし、そんなことで、諦める私達ではないのですせっかくフランスに来たのだから行きたいところには行かなきゃって。。。ということで、2日目にモンパルナスへ観光ついでに立ち寄り、自分でチケットを購入し、TGV+バスで行くことに決めたのです。


モンパルナス駅
朝のモンパルナス駅。
レンヌ行きのTGVに乗る予定ですが、
15分前くらいになるまで、乗車ホームが出ません。


チケット

フランスの国鉄には改札口がありません。

TGV

自分で、この機械で打刻してTGVに乗り込まなくてはなりません。
(※これを怠ると、検札時に罰金を取られることもあるそうです)

犬連れの旅人

待っている時間に、犬連れの旅人を見かけました。
キャリーに入らず、リードだけでTGVに乗れるなんて、さすが犬天国です。

TGV

ホームが確定したら、民族大移動のように、たくさんの乗客がホームに向います。
私達の席は2ndクラス。(※1stクラスもあります)

TGV
客室内の色使いが斬新です
しかし、シートは固定式で、日本の新幹線のように進行方向に向かないのです。
(私達の席は2人席で、進行方向と逆向きでしたが、
乗り物しやすい私でも酔うことはありませんでした。)

レンヌ駅

TGVに乗って2時間。
目的地のレンヌに到着しました。

TGV

大きな犬を連れた乗客もいました。
こんな悠長な気分でいるのも束の間でした。


レンヌの改札をでた時点で大変な状況に陥ったのです
改札を出た私達は、バス停バス停を探しました。
駅の真ん前には、路線バスがあり、私達はそこで少し待ちました。
しかし、なんだか違う雰囲気を感じ、駅員さんに聞きに行きましたが、
「駅を出て、右側に行けばある」というだけ。。。
ひたすら、駅の前の路線バスが走る道を歩きましたが、
バス停バス停は見つからず。。。遠くをモンサンミッシェルの絵が描かれたバスバスが見え、
その方向に走りました。

バス停

そのバス停バス停は、私達が歩いていた道と線路の間。。。
つまり、駅を出て右は右でも、右手前の道だったのです。
それがわかっていれば数分の距離だったのですが、
私達は、ずっと遠回りをしていただけなのです。
乗り継ぎに30分あったのに、私達がバスに乗れたのは、出発ぎりぎりでした。
(それにしても乗れてよかった

モンサンミッシェル

そんなドタバタでバスバスに乗って、いろんな街を抜け草原を走り、それから1時間半。
良く見るシルエットがどんどん近づき、モンサンミッシェルに到着しました。

モンサンミッシェル

帰りのバスバスは数本。
予約してある時間までは、ここで過ごすことになります。

モンサンミッシェル


島の城壁をくぐると、可愛い街並みがありました。
世界一綺麗といわれる修道院のそばまで、お店やレストランが続きます

モンサンミッシェル

修道院からの景色。
ちなみに、修道院は犬同伴NGです。
なので、夫と交代で見学しました。

モンサンミッシェル

西のテラスから見た教会。

尖塔はネオ・ゴシック様式。


モンサンミッシェル

列柱廊。

僧の憩いと瞑想の場。
列柱上の白亜の彫刻は美しく彩色されていました。

唐草模様などのレリーフの意味を僧侶が熟考したと伝えられているそうです。



モンサンミッシェル


円柱をわずかにずらすことにより、変化のある視覚効果が生まれ、

周囲を歩くと無限に続くような錯覚を得ます。


モンサンミッシェル


聖エティエンヌ礼拝堂(Chapelle St-Etienne)使者のためのチャペル。
祭壇の下には、永遠を表すAZの文字が書かれています。

19世紀にはハンセン氏病患者が収容されました

モンサンミッシェル

オベール司教の彫刻


大天使に指を差し込まれるオベール司教の姿


モンサンミッシェル


修道院散策後は、モンサンミッシェル名物のオムレツを頂くために

La Mere Poulard 」に行き、ランチナイフとフォークしました。

ランチコースは2種類、デザートカクテルグラスがつくタイプと、ないタイプ。

私達は、デザートなしのタイプをオーダーしました


モンサンミッシェル

前菜。ノルマンディー産のフォアグラ

モンサンミッシェル

メインのオムレツ。
異常に大きいです。(※これでも半分なんですよ)

モンサンミッシェル

デザートを注文してないのに、ガトーがついてきました。
レモン味のマシュマロが最高に美味しかった

モンサンミッシェル

お店の入口から、名物オムライスをつくる様子が見えました。
それを覗く、観光客も多かったです。

モンサンミッシェル

食事後は、外から景色を見ようと駐車場を散歩しました。
犬も数等みかけました。

モンサンミッシェル

車で待っている犬。
身動きしなかったので、ぬいぐるみかと思ったくらいです。

モンサンミッシェル

年賀状用にLaniの記念撮影をしました。
風が強くて、Laniも変な格好をしています。

ドル・デ・ブルターニュ

帰りは、レンヌ→モンパルナスのTGVが満席のため、
16:10発のバスでDol de Bretagne駅に。
(レンヌより近く、バスで30分でした)

ドル・デ・ブルターニュ

小さな可愛い駅でした。

Lani

帰りのTGVは3時間半かかりましたが、Laniはキャリーバッグの中で
おとなしく過ごしてくれました。
(※Laniにはこの方が落ち着くようです)