いよいよです | 予備校派のための司法試験・予備試験塾 KLOライセンス

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いよいよ今週ですね。
楽しみで仕方ない人も不安で仕方ない人もいると思います。

受かる人は、本番が楽しみで仕方ない人か不安で仕方ない人のどちらかです。
なんとなく勉強して本気でやってない人はどちらの精神状態でもありません。
自分は本番が楽しみでしかたなかった反面、万が一落ちたらという不安はやはりありました。

ここまで来たらもう頑張ることはありません。本気で受かりたい人は本番を本気でやらない人はいないのであえて頑張れとは言いません。
頑張るのは先週までです。本番はいつも通りやることが大事です。
体調を整えて本番に臨んでください。

ここからは、勉強よりも大事なのは、メンタルです。
自分が答練習で書いた答案の中でできの良かったものを読んで、自分の書く答案のイメージをもう一度頭に焼き付けて行ってください。
答練と違うことは絶対にやらない。いつも通りにやってくる。しつこいようですが、その意味でも本番で変に頑張ってはいけません。

普段勉強する時は落ちることを考えてはいけませんが、受験時には考えるのもありです。1、2回目の人は落ちても次があります。
三回目の人もこれから予備試験の合格人数は増え、門戸は広がりますし、予備試験の分析をした限りそれほど難しい試験ではありません。そもそもロー制度は既に衰退の一途をたどってますし、三振制度もなくなるかもしれないので、もう後がない等と、追い込む必要はありません。諦めなければいくらでも後はあります。
リラックスして受けて欲しいと思います。


初日はとりあえず、伊藤真の手紙と岡崎敬先生の手紙を読みましょう。意外と大事なことが書いてありますし、読んで落ち着く人も多いと思います。

試験期間に入ったら毎日何かしら記事を書くので(注意事項中心)、不安な人や自信過剰な人は見て落ち着いて下さい(笑)

読者の方々の健闘を祈っています。

なお、余談ですが、三振制度とは本当に馬鹿げた制度だと思います。
3回以内に受からない人は受かる力が無いというのでしょうか?3回で受からない人は4回受けても10回受けてもどうせ落ちるという彼らの考えなら気が済むまで自由に受けさせればいいでしょう。仮に10回目の人が受かれば、それは長年の努力あるいは心機一転一念発起して1回目の人より力をつけただけのことで排除する理由が理解できません。3回落ちたら早く他の道に行かせてあげる方がいいという考えもあるようですが、そんなものは個人の自由で余計なお世話です。
何度も挫折したり苦労して合格した人の方が失敗したことのないエリートよりよっぽどいい法曹になると確信しています。筆記試験が優秀であるかどうかと、人のために仕事ができる良い法曹かどうかは次元が違います。
法曹は不幸な人や苦労人を相手にする仕事なので挫折を知っている人間の方が良い法曹になれるのではないでしょうか。
自分も旧司の模試で良い点を取っていたので万が一旧司を一発合格していたら天狗になっていたでしょう。しかし、結局、3度旧司に失敗したことは今となっては自分を人間ないしは法曹として成長させてくれたと考えるようにしています。
新司の失敗など恐れないで下さい。


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