スケアクロー   40年ぶりに再視聴しました。 |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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ジーン・ハックマンと、アルパチーノの若き演技が見られる。

40年ぶりに見た。1973年の映画であるから、やはり40年ぶりか。

 

 

この映画で、二人とも認められたか。

 

 

とにかく、筋書きも、何もかも、忘れていた。

高校生3年の私には、見ても、わからないだろう。

 

ただ、ただ、色気の塊みたいな、ジーン・ハックマンの妹の親友を演じてた、Ann Wedgeworth アン・ウェッジワースだけが、印象に残っていた。

 

今見ると。もちろん、今のアメリカと当時のアメリカは全く変化しただろうが、

日本とのちがいが明白だ。

 

二人の性格は、全く反対とシナリオにはあるのだろうが。

日本人と比較すると、全く気違い沙汰のような、二人だ。

 

 

 

暴力。

自慢。

ナンパ。

汚い食事マナー。

酒を飲んでの大騒ぎ。

喧嘩。

孤独。

 

 

 

しかしながら。

 

この映画、スケアクローとは、カカシという意味らしいが、

最近の日本映画の、ただ「きれい」なだけの、つるんとしたタマゴみたいな顔をした役者だらけの、細菌恐怖症みたいな彼らの、お涙頂戴ものや、

人が人を喰うようなグロの映画群と比較すれば、それでも、すごい。

やはり、70年代の空気が実に、投影されていて、見るものを引き込む。

 

魂の時代と、よく言われるけれど、再視聴に耐えうるある意味、美しい映画だ。

 

 

 

 

 

 

いつしか、川崎のホテルに泊まった時に、外国人が、部屋で酒を飲んで、大騒ぎをしていて、私のドアを蹴ったり、ピンポーンしたり、もう、すぐにフロントに電話して、注意してもらったが、普段、彼らは、キリスト教徒としてのストレスがあるのか、酒を飲むと、なりふり構わず、騒ぎ立てるようになるのは、今も昔も、変わらない。

 

そう意味では、比較が出来て、興味深いけれど、その、点では、感動はしない。

 

この監督の作品は、スケアクロー以外は、全く知らなかった。ジェリー・シャッツバーグ監督。

ただ、題名だけを見ていて、スケアクローが、作られる前の二作は、見る価値があるかもしれない。

何か、直感として、そう思った。

 

 

 

 

 

◉とにかく、ジーン・ハックマンとアルパチーノが、よく、立ち上がっている。

描けている。これだけでも、素晴らしい映画だと思った。

 

二人が、監督を盛り上げているのか、それとも、監督が彼らの才能を発見したのか、私にはわからないが。

 

◉ホモの青年のエピソードが、ストーリーに膨らみをもたらせている。

 

◉男の子がいるのに、死んだという嘘をつく、アルパチーノの妻。6年前に家出をしたことを恨んでいるのだ。・・・・そのことが、アルパチーノを次第に、錯乱させていく。・女は恐ろしい。

 

 

◉ジーン・ハックマンの女のもてぶりは、凄まじい。

 

今なら、批判の的になろうが、葉巻の吸い方が素晴らしい。たった一本の残ったマッチで、ハックマンの葉巻に火をつけた時から

、二人の友情は始まったのだ。

 

◉ピッツバーグで、洗車の仕事を一緒にしようという物語。でも、日本人の私には、ピッツバーグのイメージが全くわからない。だから、調べてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◉資料

あらすじ

 

 

正反対の人格を有する二人の男が次第に友情を深めていく過程を描いたロードムービー。第26回カンヌ国際映画祭においてパルム・ドールと国際カトリック映画事務局賞をダブル受賞。

千葉真一主演の『十字路』と『冒険者カミカゼ -ADVENTURER KAMIKAZE-』でモチーフにされるなど、後世のテレビドラマ・映画にも影響を与えている。

あらすじ

 

暴行傷害の罪で服役し、6年間の刑期を終えたばかりのマックス(ジーン・ハックマン)と5年越しの船乗り生活から足を洗ったライオン/ライアン(アル・パチーノ)が出会うところから物語は始まる。

マックスは洗車屋を始めるためにピッツバーグへ、ライオンは一度も会ったことのない自分の子どもに会うためにデトロイトへ向かう。二人の出会いはヒッチハイクの途中だった。喧嘩っ早く、どこか神経質なマックス。陽気で人なつっこいライオン。正反対の二人がふとしたきっかけで意気投合し、道中を共にしていくことになる。マックスが「カラスをスケア(脅かす)から案山子」というのに、ライオンは「おかしな格好のかかしを見て笑い転げて、この畑の持ち主はいい人だ、だから荒らさずにおこうと思う」という。

二人はマックスの妹の家に寄り、皆で行ったバーで宴を始めるが、そこでのマックスの喧嘩で再び更生施設送りになる。ライオンは牢名主のジャック・ライリー(リチャード・リンチ)に暴行を受けケガを負う。マックスは刑務作業中にライリーを叩きのめし、二人は1ヶ月後に出所する。

デトロイトに着く。ライオンは妻のアニー(ペネロープ・アレン)に会うため理髪店と教会に寄り、彼女の家の前で電話をする。しかしアニーは2年前に再婚しており、「子どもは死んだ」と嘘をつく。それを聞いたライオンは公園で錯乱状態に陥り病院に担ぎ込まれる。「お前がいないと洗車屋ができない、お前の面倒は俺が見る」と眠り続けるライオンに語りかけるマックス。一人で駅へ向かったマックスは、ピッツバーグ行きの往復切符を買うのだった。

◉Ann Wedgeworth

 

 

◉資料  ほとんど、彼女の映画は、見ていませんが、まさにアメリカンウーマンというあの曲を連想させます。アメリカンビューティの車のシーンで使われていました。我が青春の歌です。

 

 

 

 

1998年

草の上の月

 

1998年3月28日(土)公開

出演(Mrs. Howard 役)

アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「コナン・ザ・グレート」(82)など映画化作品でも知られる『コナン』シリーズなどパルプマガジンのヒーロー物を著した冒険作家ロバート・E・ハワード(1906~38)の知られざる恋を描いたラヴ・ロマンス。彼の晩年交際したノーヴェリン・プライス・エリスの自叙伝を映画化。監督は「ザ・デッド」(製作総指揮)などで知られる製作者のダン・アイルランド。脚本はマイケル・スコット・マイヤーズ。撮影は「赤い薔薇ソースの伝説」のクラウディオ・ローシャ。音楽は「ザ・ロック」のハンス・ヅィマー。出演は「ザ・エージェント」のレネー・ゼルウィガー、「メン・イン・ブラック」のヴィンセント・ドノフリオほか。

監督

ダン・アイルランド

出演キャスト

ヴィンセント・ドノフリオ レニー・ゼルウィガー アン・ウェッジワース ハーヴ・プレスネル

1990年

ファーノース

 

1990年7月7日(土)公開

出演(Amy 役)

久しぶりに故郷の田舎町に帰郷した娘をとりまく家族の姿を描く人間ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはシェップ・ゴードン、製作はキャロライン・ファイファーとマルコム・R・ハーディング、監督・脚本は本作品が監督デビュー作となるサム・シエパード、撮影はロビー・グリーンバーグ、音楽はザ・レッド・クライ・ランブラーズが担当。出演はジェシカ・ラング、チャールズ・ダーニングほか。

監督

サム・シェパード

出演キャスト

ジェシカ・ラング チャールズ・ダーニング テス・ハーパー ドナルド・モファット

1989年

メイド・イン・ヘブン

 

1989年5月27日(土)公開

出演(Aernetter_Shea 役)

天国で恋におちた2人が、やがて地上の人間として生まれ替わり、めぐりあうまでを描くラヴ・ロマンス。製作・脚本は「スタンド・バイ・ミー」のレイノルド・ギデオンとブルース・エヴァンス、共同製作はデイヴィッド・ブロッカー、監督は「モダーンズ」のアラン・ルドルフ、撮影は「チューズ・ミー」のジャン・キーサー、音楽は「モダーンズ」のマーク・アイシャムが担当。出演は「熱き愛に時は流れて」のティモシー・ハットン、「告発の行方」のケリー・マクギリスほか。

監督

アラン・ルドルフ

出演キャスト

ティモシー・ハットン ケリー・マクギリス モーリン・スティプルトン アン・ウェッジワース

1988年

サマー・デイズ

 

1988年7月2日(土)公開

出演(Claudine 役)

ガールフレンドの母親に恋をしてしまった思春期の少年の愛の行方を描く。アレン・ハンネイ3世の原作を基に、製作・監督・脚本はピーター・ダグラスで、本作品がデビュー作になる。撮影はトニー・ピアス=ロバーツ、音楽はリー・ホールドリッジが担当。出演はC・トーマス・ハウエルほか。

監督

ピーター・ダグラス

出演キャスト

C・トーマス・ハウエル アン・マーグレット ケリー・プレストン チャールズ・ダーニング

1985年

恋人ゲーム

 

1985年3月16日(土)公開

出演(Joan_Cummings 役)

年上の女性との愛を通じて成長してゆく16歳の少年の姿を描く青春映画。製作はウィリアム・サックハイム。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョージ・ジャスティン。監督は「ウィンター・ローズ」のジェリー・シャッツバーグ。チャールズ・ボルトのストーリーを基にボルトとテレンス・マルケイが脚色。撮影はヴィルモス・ジグモンド、音楽はルパート・ホルムズが担当。出演はジョン・クライヤー、デミ・ムーア、ジョージ・ウェントなど。

監督

ジェリー・シャッツバーグ

出演キャスト

ジョン・クライヤー デミ・ムーア ジョージ・ウェント Peter Frechette

1973年

スケアクロウ

 

1973年9月22日(土)公開

出演(Frenchy 役)

ヒッチハイクでアメリカ大陸を横断する2人の男の友情を描く。製作はロバート・M・シャーマン、監督は「哀しみの街かど」のジェリー・シャッツバーグ、脚本はギャリー・マイケル・ホワイト、撮影はビルモス・ジグモンド、音楽はフレッド・マイロー、編集はエヴァン・ロットマンが各々担当。出演はジーン・ハックマン、アル・パチーノ、ドロシー・トリスタン、アン・ウェッジワース、リチャード・リンチ、アイリーン・ブレナン、ペニー・アレン、リチャード・ハックマンなど。

監督

ジェリー・シャッツバーグ

出演キャスト

ジーン・ハックマン アル・パチーノ ドロシー・トリスタン アン・ウェッジワース

 

 

◉資料

二人が、そこで金持ちになる夢見るスピッツヴァーグとは ??

ピッツバーグ(Pittsburgh)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州南西部に位置する都市。アリゲニー台地上、アレゲニー川とモノンガヒラ川が合流し、オハイオ川の起点となっている地点を中心に広がっている。

 

ダウンタウンはその合流点近く、アレゲニー川とモノンガヘヒラ川に挟まれた地帯に広がり、ゴールデン・トライアングル(Golden Triangle)と呼ばれている。市域人口は305,704人(2010年国勢調査)。アレゲニー郡を中心に7郡にまたがるピッツバーグ都市圏は2,356,285人(2010年国勢調査)の人口を抱えている[2]。

 

ピッツバーグという地名は、フレンチ・インディアン戦争の際にこの地に建てられていたフランス軍のデュケイン砦に進攻し、フランス軍を撤退に追い込んだイギリス軍のジョン・フォーブズ将軍が、ウィリアム・ピット(大ピット)にちなんで1758年につけたものであった