ビアトリクス・ポター     ピーター・ラビット |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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フロプシー、モブシー、コットンテール、そして、ピーター。
この名前が良いですね。
イギリスのロンドン生まれのビアトリクス・ポターさんの絵本ですから、日本名にすると、ひろしくん、たかしくん、ゆりこさん、そして、たろうくん、というところだろうか? 笑い。

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この絵の「わんぱくなピーター」の顔もいいですねえ。
私の持っているこのしかけほん、「ピーターラビット」1988年発売の古書は、おとうさんが、マクレガーのおじさんの畑にいってつかまり、そこのマグレガーおくさんにパイにされたという脅しをかけているのにかかわらず、ワンパクピーターが畑にいって、おじさんに追いかけられ、そこの畑から抜け出せなくなり、泣いてしまうという話。



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最後は、なんとかくたくたになりつつ、抜け出して、家に帰って病気みたいになり、おかあさんの作ったカミツレ茶を煎じて飲むはめになります。
くいしんぼのピーターの目の前で、フロプシー、モブシー、コットンテールは、ミルクと、パンと、ブルーベリーのごちそうをパクパク・・・。笑い。

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ビアトリクス・ポターの童話を読んで感じるのは、やはり、その他のヨーロッパの古い絵本作家同様に、自然に対する深い愛情と、観察ですね。
調べてみますと、やはり、彼女はイギリス帝国のヴィクトリア朝時代の裕福な子供たちがそうであったように、幼少時代はベビーシッタとガヴァネス(家庭教師)によって育てられ、 また、他の子供たちとあまり関わることなく、イモリ・蛙・蝙蝠・ウサギなどを飼い始め、小動物や植物に興味を抱くようになります。

何時間も飽くことなく観察し、外出や遠出の際にペットもよく一緒に連れて行っております。

ピーターラビットのモデルになったウサギも、この頃飼っていたというわけですね。そしていつもスケッチをかかさなかったと・・・

たとえば、犬を飼わなければ、犬は「玉葱」は絶対に食べさせるなということがわかりません。
うちの近所の犬が、知らずに玉葱を与えて、口から血を吐いて死んだらしいですからね。

そんな、動物たちとの、特に兎が大好きだったからこそ、観察の集大成としてのピーター・ラビットが誕生したのでしょう。
不思議の国のアリスが近所の可愛い女の子に話聞かせるためにチャールズ・ラトウィッジ・ドジソン=ルイス・キャロルが小説にしたように、ビアトリクス・ポターもまた、友だちの息子さんに贈った絵手紙のイラストがスタートとか。

コノ顔です。笑い。
なにやら、おかあさんに首をしめられて、こらしめられているような絵ですね。
しかも、ピーターは歯をかみしめて我慢しているような・・・笑い。
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資料A
もっとも古い日本語訳は、1918年に子供之友(婦人之友社発行)に掲載されたものとされてきた。しかし2007年、1906年に発行された日本農業雑誌(日就社(現読売新聞社)刊)に「お伽小説 悪戯な小兎」(松川二郎による訳)というタイトルで、一部に日本向けアレンジを加えた日本語訳が掲載されていたことが判明し[5]、それまでの世界最古の外国語訳とされてきた1912年発行のオランダ語訳をもさらに遡る翻訳と認定される可能性があると報道された。