東関東吹奏楽inヨコスカ | ハンター湘南の旅ブログ

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シルバーウイークだが、今回、遠出は回避


初日の今日は、ほぼ終日、地元、横須賀市内にとどまる。


ぎりぎり9時頃まで自宅静養してから、汐入にある横須賀芸術劇場へ。


本日は東関東吹奏楽コンクール中学B部門

名古屋の全国大会ではなく、東日本大会(今年は札幌開催)を目指す、小編成の大会。



前後半入れ替え(別料金)につき、地元・県南からの2校が出場する、前半戦だけのチケットを用意していた。


今週一週間は、いろいろあって、もう体がぐったり状態だったので、地元開催で本当に助かった。

もし、会場が宇都宮や水戸だったら、リクライニングするグリーン車でも無理で、キャンセルしてチケットを無駄にしたことだろう。



会場に着いて、月並みなホールに入るが、

古河市立・・・と書かれた名札を付けた見慣れぬセーラー服の中学生が大勢座っているのを見て、朝からラクして北関東の演奏会に来たような気分になる。


開会式で


「ようこそ横須賀へ」


と、むず痒い挨拶に続き、例の大水害の話になった。


プログラムを改めて見ると、今日の後半には


古河市立古河第三中学校

古河市立古河第一中学校

下妻市立下妻中学校

守谷市立御所ヶ丘中学校

常総市立水海道中学校


例の大水害の影響を受けた学校団体が、揃って出場している。


中でも、常総市立水海道中学校は、氾濫した鬼怒川のすぐそばで、学区内の広い範囲で水に浸かってしまったと見られる。


最も恐れたいた、「出場辞退」の悲しい発表は無く、全校が予定通り横須賀へやって来れたようで、ひとまずホッとした。



最初の川崎市立玉川(ぎょくせん)中学校から、演奏がスタート。


地元・県南からは、鎌倉市立腰越中学校と三浦市立初声中学校が出場。


一昨年、東日本金賞の横浜市立丸山台中学校も、決して衰えていなかった。


いずれも、かなり好成績が期待できる演奏だった。


那須町立那須中学校の演奏まで18団体鑑賞して、客席入れ替えのため退場した。



従来、会場外の階段付近にあった記念撮影のお立ち台が、楽屋かどこかに移ったようで、ご父兄の方は写真撮影のチャンスが無くなり、演奏後独特の、安堵の雰囲気も窺えず、非常に残念。



後半のチケットがすでに前売り完売なので、急遽、後半の被災地の学校の鑑賞・取材が出来ないのが心残りだ。


特に、大変な中大会に来てくれた、水海道中学校の皆さんには、大きな拍手を贈りたかった。

(皮肉にも、演奏曲目は日本流数の「暴れ川」に因んだ作品だが)

賞は何であれ、明日の朝日新聞(主催紙)に、称賛記事が載ることでしょう。


後ろ髪を引かれる思いで、京急の普通電車で、予定していた、次の目的地に向かった。