吹奏楽の旅シリーズは、ついに秋田県の学校が初登場
●秋田市立山王中学校特別演奏会 inミューザ ●
10日13時30分の開演
山王中学校は3年連続で全国大会に出場した関係で、今年はコンクールは栄誉ある休場。
全国大会には過去29回も出場、東北はおろか、全国でもトップの吹奏楽部だ。
学校のそばでは、毎年竿燈まつりが開かれ、何人かの部員が参加したとか。
演奏会の指定券は、たまたま埼玉県内で購入してある。間際購入にもかかわらず、案外良い席だった。
第1部はクラシックステージ
部員は70人で、最初は、みちのくの自然が詰まった「秋田市立山王中学校校歌」から始まった。
チューバ奏者とパイプオルガン奏者のゲスト参加もあり、ミューザ自慢のパイプオルガンの音色を初めて聞けた。
♪木星
など
第2部はゲストステージ
ゲストは玉川学園中学吹奏楽部
何と、500km以上離れた東京の中学校がゲストで、何ともスケールの大きい演奏会だ。
共に普門館の常連で、絶えず顔を合わせていたので、そこから交流が生まれたのだろう。
洗足学園講師のテナーサックス奏者も登場
他、♪トトロなど
最後には両校揃って♪翼をくださいの合唱奏で感動。
第3部は ポップスステージ
不意に、私の背後からトランペットの大きな音が降ってきて、思わず席から飛び上がりそうになった
マイケル関連のメドレーでは、5人のダンス。
保護者会によって作曲されたという部のオリジナルテーマ曲「心から心へ」では3年生がステージ前に整列し合唱。
最後の曲、アメリカングラフィティⅡでは大いに盛り上がり、会場は割れんばかりの拍手。
アンコール演奏の♪ディスコ・キッドは、鳥肌モノ。
最後に、3年生が曲に乗せて1人ずつ退場、
まるで3月のような演出で幕を閉じた。
中学校吹奏楽部の領域を超越した、素晴らしい演奏会であった。
P.S.…
まるで秋田で聴いたかのような記事ですが、実はこれは昨日川崎市内で鑑賞した記録なのです。
秋田の公立中学が神奈川県で演奏会を開くとは、極めて珍しく、凄いことだ。
いっそのこと、コンクール全国大会に3年連続出場したら、首都圏の好きな会場で演奏会開催権を与えたらどうだろうか、と思った。