去年の10月末の話です。

 


 

 

 

年長のキョウタの担任の先生から、

 

「キョウちゃん、最近ちょっと落ち着きのない日が増えてきて…。

話を聞く時間も体ごと違う方向むいちゃったり、ぼーっとすることが結構あるんです。

でも、部屋から飛び出すとか、かんしゃくを起こすとかはないし、“キョウちゃーん、話聞く時間だよー”って声をかければ“あー、そっかー”って笑いながら直るんですが…。」

 

と言われました。

 

 

 

 

ここにきて、こういう注意を受けたことはショックでした。

今までも色んな課題に直面しながらも、

ゆっくりとは言えいい方向にしか向かってなかったので、

年長のこの時期に、急に多動っぽさが増えてきたことが不安でした。

 

 

 

 

もしかして、これを機に、ガクッとマイナスに突き進むのでは…。

 

 


 

 

 

そんな不安にかられました。

 

 

 

 

 

何かをキッカケに、落ちてしまうことはあり得ることで、

キョウタも決して例外ではありません。

 

 

しかも、同じ時期に急に登園拒否も出てきたのです。

 

 


 

 

 

 

 

今までだって、

楽しい気持ちで幼稚園に行ってたことなどなかったのですが、

それでも“スケジュール”といて割り切って、

しっかり行けていました。

 

 

でも、急にここにきての登園拒否。

 

 

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この10月末という時期は、

運動会が終わってホッとしたところに、

おゆうぎ会の練習が始まる時期でした。

 

また、幼稚園の方も、

小学校入学に向け色々と

ピリピリしてきた時期だったのかもしれません。

 

 

なので、キョウタにとってのストレスが増え、

行きたくない気持ちが増え始めたのかな?

と思いました。

 

 

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行きたがらなくなった最初のうちは、

朝ちょっと「行きたくないなー」とぼやく程度だったのですが、

日が経つにつれ、

前の晩から「行きたくない」と言うようになり、

幼稚園に着いても車から降りたがらなくなり、

部屋まで歩くのにも泣くようになってしまいました。

 

 

 

私がやっていた対処法は、

 

・「そうだよね、行きたくないんだよね。辛いよね、頑張ってるもんね。」と受容してから登園を促す。


 

・「今日のお弁当にキョウちゃんの好きなからあげ入れたよ!」とか「今日のお迎えはばぁばが来てくれるよ!」など、ちょっと楽しみになることを用意する。


 

・月に1~2度ズル休みをしてスペシャルデーを過ごさせる。(休ませる前に「今日は特別だよ?明日は幼稚園だからね。」と説明してから。)

 

 

というものでした。

 

うまく気分が乗ることもありましたが、

登園拒否は止まらず、私も頭を抱えてしまいました。

 

 

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キョウタに行きたくない理由を聞いてみると、

 

「お母さんと離れたくない。」

「お腹空いてもおやつは食べられないし、もっと遊びたくても片付けしなきゃいけないこともあるし。」

 

ということでした。

 

要は“家で自由に過ごしたい”ということなんでしょう。

 

 

もちろん、その理由も嘘じゃないとは思います。

でも、“そんな理由で??”と正直思ってしまうところもありました。

 

(入園したての頃を除いて)今まで、私と離れることで泣いたこともなく、

おやつのことで不満も言ったことがなかったので、

実は、キョウタもきちんと説明できない心の葛藤…本当の理由が、

背景にはあるのではないかと感じていました。

 

 

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私が、いつも、キョウタを見て思うことは、

 

 


 

きっと頭の中はこんな感じで、

常に色々な考えや興味や好奇心が

壮大に広がっているのだと思うのです。

 

普段家にいるときも、

独自で色んなゲームを考え、

自ら作り、工夫を施して楽しく遊び、

次々に出てくる止めどないアイディアをどんどん発揮したいのが伺えるんです。

 

そして、元々持っているすさまじい体力も更に向上し、

いつまでだって体を動かしたい気持ちもあるんだと思います。

 

 

6歳というこの時期に、創造力や体力がすごく伸びている・・・

 

でも、どんどんどんどん思いつく“やりたいこと”

幼稚園ではできない。

 

もちろんそれは社会の一員としてしなきゃいけない過ごし方。

キョウタもそれはわかってる。

 

 

だから、

【しなきゃいけないこと】【やりたいこと】の差が

広がっていく辛さが、

 

登園拒否というカタチで表現されているのではないか、

と思ったりしました。

 

 

 

 

 

 

私も色々考えはするものの、

キョウタの気持ちは頑なに拒否が続きました。

 

 

そこで、私は発達心理士さんに相談することにしました。

 

 

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キョウタが3歳の頃、落ち着きのなさが心配で、

町を通して最初に相談した先生であり、

去年、ペアレントトレーニングを教えてくださった先生でもある

発達心理士さんです。

 

 

キョウタのことも私のことも知ってくださっている、

この先生と、どうしても話がしたくなり、

相談することにしたのです。

 

 

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長くなったので続きます!

 
 
 



 

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