食の真実① 食指導から誘導されている戦後日本の食指導は肉や肉加工食品、油脂類、砂糖類などの礼讃から始まった。戦後の「栄養教育」は一貫して欧米型食生活を模倣し、「タンパク質が足りないよ」をスローガンに動蛋白食品を「完全栄養食品」と讃える食指導だった。それは奇(く)しくも、「食卓が油だらけになる」という現象だったつづく