さわやかな春を発見。山梨県小菅村にて。


とても小さな村で大きなあたたかさを感じてきました。








多摩川の源流であるこの場所では、村の人々や自然、文化の魅力に着目し、


様々なプログラムを提供されています。


東京農業大学は、10年以上前から体験型人材育成プログラムとして導入し、


いまでは、他大学の学生たちも年間を通して訪れるそうです。










生活や仕事をしていくための座学も必要ですが、


人間としての生きる知恵、思いやり、コミュニケーション、


人としてのあり方そのもの、そういったものは、やはり、


自然や人とのふれあい、仲間たちとの共同作業から生まれるものだと思うのです。






この素敵な場所を体験し、学生はもちろんのこと、


個人的には、つい日常に追われてしまう大人たちに訪れていただきたいと思いました。


数年前から、オフサイトでのミーティング、研修などのご要望が多く、


新規プロジェクトのキックオフミーティング、ボードメンバーミーティング、


新チームメンバーの価値観の共有、リーダー研修、五感力とクリエイティビティの創発、


プロジェクト中盤でのビジョン共有・・・など


その目的は様々ですが、あらゆる場所で実施してきました。


そのため、今後のご要望に備えて、


東京から近く、自然が溢れて、村民の方々の受け入れ体制も


しっかりとできているところはないかと考えていたところ、


最適な場所を見つけてしまいました!





日常の仕事場を離れ、自然あふれる場所で、


人間本来の感性を取戻しながら、心も体も頭もリセットしてほしい。


まっさらになった純粋な気持ちで物事を見ることや、


仲間の理解を深めること、


自分自身の内省による大切な気づき。


そんな状態なメンバー同士で繰り広げられる対話には、


新しいアイディア、コミュニケーション、発見の数々が


自然と出現してくるから不思議です。


「場」が創りだすパワーがきっとあるのですね。




あるコンサルティング企業では、新入社員は1か月間、


地方の村で生活することが研修として義務付けられているそうです。


それは、優秀で学歴も非常に高い新卒メンバーが、


コンサルタントという立場でお客様と関わっていく中で、


謙虚に、人間として大切なことを常に忘れずにいるためだということでした。




知識や数値や論理では、どうにも立ち行かない時もあります。


そんなとき、最終的に求められるのは、


自分の考えを潔く手放し、ありのままに目の前にある事象を見つめること、


感性や直観、そして相手の立場に立つ思いやりではないでしょうか。




そんな、大切なことに気が付く体験や、


真のイノベーションが生まれた喜び、


仲間との絆が深まる瞬間は、


本当に感動的なものであり、現場に戻っても


その体験は、忘れがたいものになります。





毎回オフサイトというのは、効率が悪いかもしれませんが、


ここぞ!という大事なポイントでこういった自然あふれる場で行うことは


非常に意味があり、費用対効果が大きいと感じています。





個人でも参加できるプログラムもたくさん用意がありますので


ご興味のある方は、サイトを覗いてみてください。



お問い合わせは、こちら。


NPO法人多摩川源流こすげ

http://npokosuge.jp/








追伸:


帰り道、奥多摩駅の付近に、


地ビールのお店を発見。


私は、お酒が飲めないのですが、


みんなこちらのペットボトルにつまったビールを片手に


電車に揺られながら、楽しくディスカッションの続きをしながら帰りましたニコニコ