日々、仕事を通じて、私たちは本当に多くの経験と学びをいただいています。



だからこそ、今度は自分たちが、何か少しでも“誰かのために”お役に立てることがあれば



そのことにも仕事と同様、力を注ごうと、今年から決めて取り組んでいます。







その中の一つのプロジェクトが先週から始まりました。



専修大学経営学部にて、国際経営者協会 による寄付講座の運営に携わっています。







国際経営者協会という勉強会に2年ほど前から所属しておりますが、



そこで議論されていることは、経営の話ではなく、



“自分たちの生きている地球をどうするのか”ということです。



グローバル企業の経営者の方ばかりなので、



今、世界ではなにが起きていて、どんな社会問題があるのか、



そして、私たちに、どんなことができて、何から始めるべきなのか。



ということを日々真剣に議論しています。







そんな議論の中から生まれた一つが、



“次世代を担うリーダーの育成”ということでした。



弊社が教育事業を展開していることから、



こちらのプロジェクトにも関わらせていただくことになり



先週より、専修大学経営学部の池本教授のゼミにて



毎週木曜日90分の講義枠をいただき、寄付講座を始めることになりました。








この講座の素晴らしいところは、経営学を伝えるのではなく、



そのもっと手前の、でも人生で最も大切であるといっても過言ではない、



“生き方”の講座であることです。








講座名が“生きる基盤力養成講座”という壮大なネーミングがついておりますが、



この講座で伝えたいことは主に3つです。






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1、『生きる』原理原則

 ・「挑戦」とは

 ・心の在り方 哲学

 ・歴史的転換点での価値観


2、『課題解決力』

 ・ものの見方、考え方

 ・課題解決のフレームワーク

 ・着想、アイディア、構想


3、自分シナリオ形成

 ・どこから来てどこへ行くのか

 ・一番好きなことは何か

 ・どうすれば頑張れるのか


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そして、この内容を教えてくださる講師の方々は、



学生の方が普段、会う機会が少ないような方であり、



その生き方・在り方が魅力的で迫力のある方々にお願いしてあります。








グローバルに事業展開をされてきた経営者、



薬師寺の住職、



専修大学のOBであるベンチャー経営者、



毎日命がけで戦っていらっしゃる登山家、



国際支援に飛び回るNPOの理事、



奇跡の社会的企業を展開されている経営者、



日本文化の継承や地域再生に力を注いでいらっしゃる経営者



世界にインパクトを与えている企業の創業者、


など。。。。





本当に通常、講演などをされていない方々が、



この取り組みの意義に心からご賛同くださって、すべてボランティアで来てくださいます。








すべての講義には、必ずワークの時間があり、



学生がとことん考えて、ディスカッション、アウトプットする時間を設けています。



そのすべてのファシリテーションを担当させていただくこともあり、



できる限り、心に残ったことは、ブログでもアップしていきたいと思います。











大学で新しい取り組みを行うことは、非常に困難なことです。



それでも、『未来をつくる若い世代のために・・・』と



毎回、大きな交渉を進めてくださった経営学部の池本教授にも心からお礼を申し上げたいです。









本当にこうして、多くの方の温かいお気持ちとたくさんのご協力によって始まったプロジェクトだからこそ



一つ一つのことを大切にして、より意義のあるものにしていきたいと思います。