論理的な思考がコンサルタントに係わらず、ビジネスマンに必要だというのが世の流れであり正しい事実だと筆者も日々感じています。
ただ、実際のビジネスにおいては、精緻なロジックであれば何も問題なくビジネスが展開できるとは限りません。それはなぜだろうというのが個人的に悩んでいた課題のうちの1つでしたが、最近一定の結論に達しました。
論理的ではない要素、不合理の重要性です。
気がついてしまえば当たり前の事実だと、記事を書いていて改めて認識することなのですが、日々仕事をしている中で、論理的な思考を重視するが故に見落としてしまっていたポイントだと思っています。
コンサルタント時代の癖で、常にこれは論理的か、という視点で自分の成果物もヒトの成果物も評価してしまっています。そこに一分の隙でも見つけてしまうと、アレルギー反応のように過剰に気持ち悪さを感じてしまうのが、コンサル出身者ではないでしょうか。
コンサルタントとして活動している内はこの感覚が重要であり、コンサルタント間の評価・コミュニケーションの大前提となっています。
ただ、リアルなビジネス、特にマネジメントは別の感覚も同時に持ち合わせる必要があります。
それが、一種の不合理性です。
不合理性と論理性、一見すると矛盾する要素ですが、この要素を踏まえてビジネスのセオリーを見直してみると意外と随所に不合理性が見られます。
例えば-
・ビジネスは8割で走り出せ。
論理的に考えたらどう考えても完璧にしてから走りだすべき。
実際は、8割から10割にするのは、0から8割にするより長い時間がかかる、だから完璧は諦めて走りだす方が良い。
・ブルーオーシャン戦略
論理的には、既存のビジネスを捨てる事は難しい、部門もシェアも既にあるのだからテコ入れをなんとかすべき。
実際は、競争が激しい市場のテコ入れが活路であっても、できるだけプレイヤーの少ない所で戦って市場を創出する方が良い。
但し、論理性が全くなければ、ただの不合理で無茶苦茶な屁理屈になってしまいます。
大事な事は、大筋の論理を崩さず、そこに不合理というエッセンスを加えること。
あえて不合理を取り入れることではないかと思います。
特にマネジメントをしようと考えているのであれば、不合理を許容・取り込むことをトライしてみるといいかもしれません。
ただ、実際のビジネスにおいては、精緻なロジックであれば何も問題なくビジネスが展開できるとは限りません。それはなぜだろうというのが個人的に悩んでいた課題のうちの1つでしたが、最近一定の結論に達しました。
論理的ではない要素、不合理の重要性です。
気がついてしまえば当たり前の事実だと、記事を書いていて改めて認識することなのですが、日々仕事をしている中で、論理的な思考を重視するが故に見落としてしまっていたポイントだと思っています。
コンサルタント時代の癖で、常にこれは論理的か、という視点で自分の成果物もヒトの成果物も評価してしまっています。そこに一分の隙でも見つけてしまうと、アレルギー反応のように過剰に気持ち悪さを感じてしまうのが、コンサル出身者ではないでしょうか。
コンサルタントとして活動している内はこの感覚が重要であり、コンサルタント間の評価・コミュニケーションの大前提となっています。
ただ、リアルなビジネス、特にマネジメントは別の感覚も同時に持ち合わせる必要があります。
それが、一種の不合理性です。
不合理性と論理性、一見すると矛盾する要素ですが、この要素を踏まえてビジネスのセオリーを見直してみると意外と随所に不合理性が見られます。
例えば-
・ビジネスは8割で走り出せ。
論理的に考えたらどう考えても完璧にしてから走りだすべき。
実際は、8割から10割にするのは、0から8割にするより長い時間がかかる、だから完璧は諦めて走りだす方が良い。
・ブルーオーシャン戦略
論理的には、既存のビジネスを捨てる事は難しい、部門もシェアも既にあるのだからテコ入れをなんとかすべき。
実際は、競争が激しい市場のテコ入れが活路であっても、できるだけプレイヤーの少ない所で戦って市場を創出する方が良い。
但し、論理性が全くなければ、ただの不合理で無茶苦茶な屁理屈になってしまいます。
大事な事は、大筋の論理を崩さず、そこに不合理というエッセンスを加えること。
あえて不合理を取り入れることではないかと思います。
特にマネジメントをしようと考えているのであれば、不合理を許容・取り込むことをトライしてみるといいかもしれません。