先週の木曜日、6階のオフィスで仕事していたら、ものすごい勢いで風が吹き出して、

窓の外はみるみるうちに嵐になりました、


台風がやってきているとは知っていましたが、まさか… 直撃なんて…

停電が起こりましたが、オフィスのあるビルのジェネレーター装置でなんとか最小限の

電気は確保しているものの、電話が切断されたり、インターネットがダウンしたりで、仕事に

ならないし、外も危険なので、スーパーバイザーの車で他の日本人の皆さんと早めに帰宅しました。

颱風












    颱風

車から見えたものは…

倒れたり、折れた樹がびゅんびゅん空を飛んだり、看板が飛んでたり、恐ろしい様子でした…

それに細かい雨が吹き付けていました…



停電を心配しながらコンドミニアムに戻ると、ここも最新なのでジェネレーターがあり、電気は問題ない

ようでした。 (よかった~DVDが見れる~なんて思ったり…)


はて、P氏がいない… 部屋に携帯が置いてある。

まさか、のんきに食事に出て、戻れなくなったのでは...


なんて心配していましたが、コンド内のジムで汗を流していました。

こんな時に運動しているのはきっと… 彼だけでしょう。


と思ったら、子供たちもプールで泳いだりしてましたね…


もちろん、町はどこもかしこも停電しています。

夜になって外を見ると闇夜でした。遠くに電気がぽつんぽつんと見えるだけ。


何でも、この台風で6100人の人が住居を失ったといいます…

今でも停電は100%直っていませんので、避難生活を送っている方々が

いらっしゃるでしょう.。


私とP氏は週末からメトロマニラを離れて、バギオという所へ行きました。

P氏の親戚がバギオに住んでいるのです。前々から予定していたし、バギオは

台風の影響が無かったので、行きました。


台風はタガログ語で BAGYO 

バギオは  BAGUIO です。


バギョの時に、バギオに行った.訳です。得意げ


金曜の夜から出発したのですが、コンドも燃料が切れると停電するので、停電の中、荷物を詰めました。

蝋燭を買いに行っても、小さな商店だと売り切れ...スーパーだと長蛇の列。しかもクリスマスとか誕生日用の

りっぱな物しか手に入りません… 


日に日に回復していってますが、本当にフィリピンの人たちは笑顔でがんばってる人が多いです。

(がんばってる?というか楽観的なのかな… 慣れてるのかな?)


マカティという日本人も多く住むショッピング、ビジネスエリアはビルが多いせいなのか、被害が多く、

マカティのコンドに暮らしている職場の先輩も、三階の部屋の窓ガラスが割れて水が吹き込んできたそうです。


たまたま、先輩はお休みで、部屋にいたそうなんですが、避難したそうです。もちろん、その部屋にはもう住めません。

コンドミニアムのガラスが割れるほどの強い風… 考えただけでも恐ろしい~


とにかく、私と、私の周りの人たちは無事でした。