昨日、通識教育(一般教養)の社会心理学の講義に出た。
 第一日目だ。

 一年前の2年級になったばかりのころも、実は一回だけ講義に
 出たことがある。
 その時遊びに来ていた物理系卒業生の学長が、
  
 「君にはまだ無理だよ。おもしろくないし、難しいらしいよ。」
 と真剣に私を止めた。

 学長 xue2 zhang3= 男の先輩
 学姉 xue2 jie3 = 女の先輩
 学弟 xue2 di4 = 男の後輩
 学妹 xue2 mei4 =女の後輩

 どうして、学哥 じゃないのかな?
 哥哥 ge1ge= 兄

 
 
 
 そして諦めた。(素直です)

 今回3年級だし、自分の学びたい物を学ぼうと誓った。
 来学期奨学金がもらえないくらい成績が下がるかもしれない
 が、いいや!

 夏休みは日本へ帰ってバイトの鬼になるつもりだし。
 卒業したらなかなか学べないし.....

 老師は1992年発行の「現代心理学」というアメリカ出版
 の本の翻訳本を使用するという。
 
 今から13年前のアメリカの社会状況が、現代宝島と似ているらしいので
 応用できるそうだ。
 分厚くて重い本だ。
 内容はよさそうだけど.....
 
 1992年当時590元だった本は2005年の今、いったいいくら
 するんだろう。(1000元するかな...)
 

 ところが、来週は友人のかわりに通訳のバイトをするので請假
 させてもらった。
 (請假単上の理由は親戚訪台にした。)
 
 請假単 qing3 jia4 dan1 = 欠席届

 それにサインをもらう時、老師が言われた....
 「じゃあ来週は心理テストをやめて、再来週からにするから。」

 「!」

  びっくりした~
  そんな~いいのかしら?
  毎週の心理テストの結果を最後レポートにまとめるのに。
  私1人のためにじゃあないですよね?

 この時点ではまだ履修するのに迷いがあったが、お心づかいが
 嬉しかったので、自分の運を信じる事にした。

 そして今日は「国際会議管理」の講義の一日目だった。
 私たちの学系の選択科目で、老師はあの採点が厳しい女老師だ。

 この科目では主に、国際会議、学会、スピーチ、コンサートその他さまざま なイベントをどのように企画、申請、実現させるかという興味深い内容だ。
 
 プレゼンやレポートが山ほどあるらしい。それでも2単位しかない。
 テスト重視ではないそうだ。

 昨日の心理学の講義で老師が言っておられた事を思い出した。
 「人間はある程度のストレスがないと、生きていくのがつまらなく
  感じてしまう。ある人は、ストレスが多いのを好む。ストレスが多いの   を好まない人は生活の変化を嫌う。毎日毎回同じ行動を繰り返すのが
  好きというか......」

  私って...ストレス好きなのかも。
  人一倍弱いくせに。くよくよするのも実は好きなのか。

 わざわざここで大学生をしている私はやっぱり...ストレス好き?

 「健康的圧力」とよんでいた老師もいらした。

 圧力 ya1 li4 

 あーそうか。
 
 だが、この講義も履修するべきかどうか悩んだ。
 老師も
 「大変だと思う人は退選してね。私は少人数でやりたいから。」
 とますます私をビビらせる発言をなさった。

 やる事が多くて大変だというし、しかもグループで
 発表となると、同学に面倒をかけないだろうか....と危惧する。

 でも、やっぱり学びたい物は学ぶべきだろう。

 もう教科書を受け取った~

 (わーでもちょっと怖いよ~)