「虫料理」を食べた日 (中華料理) | ぐ-すか・ぶ-すか中国大冒険!

「虫料理」を食べた日 (中華料理)

ゲテモノ王国の中国
前回ご紹介した さそり、ヒトデ、虫のサナギ、タツノオトシゴ
その他、毒へび、犬、ネコ、ねずみ、猿、ラクダ、ロバ、アブラムシ・・・・
」だけは意識的に避けていましたが、唐突に食べる日はやってきました。
知人の李さんの家に遊びに行った時のこと。
ご丁寧に「蚕のサナギ」を料理してくれたのです!
調理法はいたって簡単。フライパンでニンニクと一緒にさっと炒めるだけ。
街中で売られているウネウネ虫を想像してしまうだけに、勇気が必要でした。

「・・・・・・・・。」
目の前で躊躇している私たちに、奥さんが親切に食べ方を教えてくれます。
「・・・・・・・・。」
それでも沈黙する私たちに、李さんが「栄養あるよ。おいしいよ。」の攻撃。
押すに押されて心の準備も整う前に、奥さんに倣って虫の殻を半分に割り、その中身をかじりながら口の中へ搾り出す・・・
「おっ!これは・・・!?」
驚きました。味は、まるでカニのようでした。昔食べた稚ガニの姿揚げみたい。
案外いける。
そういえば、以前日本でイナゴを食べたときも「エビみたい!」って感じました。
もしかして、虫って全てグルメをうならす「エビ・カニ系」風味?
百聞は一食に如かず。虫に対して自信を持った瞬間でした。 

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