チンギスハーンとしゃぶしゃぶ鍋 (モンゴル料理) | ぐ-すか・ぶ-すか中国大冒険!

チンギスハーンとしゃぶしゃぶ鍋 (モンゴル料理)

昨晩はモンゴル系の友人達と一緒に
ワイワイしゃぶしゃぶ鍋パーティーをしました。
しゃぶしゃぶ鍋っていうと、日本じゃちょっぴり高級料理っぽいけど、
中国のしゃぶしゃぶ鍋は割りと大衆的。そして冬の人気メニュー。
24時間営業のしゃぶしゃぶ料理店があることからも、人気ぶりが伺えます。

「しゃぶしゃぶはチンギスハーンが作った料理です。」
と友人達は言う。ほぇ?ホント?
彼らはモンゴルの英雄チンギスハーンに、やや過剰な幻想を抱く傾向がある。
だから、しゃぶしゃぶ鍋の話もその手の作り話かと思ってた。
でも調べてみると、なんでもしゃぶしゃぶ鍋は、チンギスハーンが西方に遠征した際に作られた料理だそうだ。
ふむふむ。また意外な雑学獲得。
  
こちらのしゃぶしゃぶは、日本のものとはちょっぴりスタイルが違います。
まず、お肉は羊肉。こちらの羊肉はジューシーで身がきゅってしてて美味。
中国のしゃぶしゃぶそして鍋のスープは気合が入ってる。「にんにく、ナツメ、しょうが、ネギ、クコの実、龍眼、山椒、ういきょう、等」60種類以上のスパイスがスープの中でごろごろ泳いでる。昨日行ったお店では、にんにく100個以上入ってた、気になって数えちゃったよ。100個ってまたがんばったね。みんな精力つけて帰っていくぞ。
そして、辛いスープと辛くないスープに鍋を仕切って、2種類の味を楽しむのが一般的です。

食べ方で「ぬ?」って思ったこと。
スープにさっと湯通しして食べるわけではなく、
お肉は最初にどしゃどしゃ入れてしまう大雑把な食べ方。あいやー大陸的。
それから思わず「ぎょっ」っとしてしまったこと。
上半身裸になって汗だくで一生懸命食べる気合の入った客。
いいんだけど。面白いからいいんだけどさ、目の行き場に少々困る。

鍋一つとっても、外国モノはいろいろと楽しませてくれます。
パンダ