禁断の「狗肉(犬肉)料理」 (朝鮮料理) | ぐ-すか・ぶ-すか中国大冒険!

禁断の「狗肉(犬肉)料理」 (朝鮮料理)

犬料理

「ゲテモノ大国」の中国。
ヒトデ、サソリ、タツノオトシゴ虫料理ロバ肉ラクダ肉 ・・・
今までいくつか「ゲテモノ」を紹介してきました。
そして今回は禁断の「狗肉(犬肉)料理」。犬好きの方、ごめんなさい。

中国では南方で好んで食べますが、朝鮮族の多い北方でもよく食べます。
「犬肉料理」と聞いて非難する方もいるでしょうが、その土地では普通の食べ物。
犬を食べる人たちは「栄養がある」「力がつく」「美味しい」と言います。
そんな中国人の友人に連れられ、ついに「犬料理館」へ。
まずメニューが強烈でした。犬の手、脚、尻尾、脳、顔、内蔵・・・
あらゆる部分を使った様々な料理で溢れていました。
犬はやっぱり・・・と思った私たちは弱気に「冷麺」を注文。
それでも友人はきっちり「犬肉の冷菜」を注文してました。

そしてやってきた「犬肉の冷菜」は、ネギとピーマンの細切りの和え物。
犬肉は「赤身がかった鶏ささみ」のような部分と「豚の耳」のような部分。
赤身のささみ部分は、コーンビーフ風味でした。
「豚の耳」部分は少しコリコリして食感はやはり豚の耳。
ラー油とニンニク、ネギの薬味効果で犬肉自体の味はかなり隠されていたものの、独特な油っこさがいつまでも口に残りました。
たぶん、不味いものではないと思います。うん、コーンビーフだし。
でも美味しいと感じる余裕はありませんでした。完敗。もう食べません。

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