私が廃墟不動産投資を始めた頃、
多くの職人さんや取引先、仲間に囲まれていた。
そして、私は次第に、
異常なコスト削減
業務の効率化
驚異的に斬新な顧客対応
などを、自分を含め全ての関係者に求めるようになっていった。
初期の頃に一緒に仕事していた人は、もう誰もいない。
次から次へと、いろんな人と出会った。
ここ7年でもう200年分くらい、生きてきた感がある。
今、一緒にいるのは、私の猟奇的な要求を全て乗り越えてきたごく一部の精鋭の方々。
私は仕事に関しては、甘えを許さない。
最小の時間と労力で、最大の効果を出す。
そのためには、どんなに酒を飲み交わして親交を深めた同志であっても、一瞬で別れを告げる。
ときには無慈悲に、残酷な最後通告を突き付ける。
幾度と無く「あいつには人としての基礎的な感情がないのか!!」と悪口大会を開かれたこともある。
私にも「一緒に仕事したいよ。仲良くしたいよ。」という気持ちがある。
しかし、そのために、最小の時間と労力で最大の効果を出すことを投げ出したくない。
だから、無感情に別の道を行くのだ。
同じ仲間と同僚に囲まれ、楽しいが成功しないでパッとしない人生
仲間や同僚と度重なる別れを経験し、一時的には寂しいがパッとする人生
があるなら、
後者を選んでいる。
たまにはちょっと寂しいが、そんなことは関係ない。
かっこ良く言うと、
群れる多くの羊たちの中のone of themではなく、
荒野を独り進む狼たる私の宿命だと思っている。
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