私は、大阪府内(大阪市に隣接する市)で借地権付建物(ボロ屋敷)を20万で購入したことがある。
これが、私の今までの不動産売買最低記録額だ。
もっと安い物件を買った方もおられるだろう。
そして、理論上、この世で最も安い売買不動産は「ゼロ円」だと思っていた。
しかし、今日、20万で購入した時の不動産屋さん(社長さん)と話していて、「ちょっと高い買い物でしたよね」と言われた。
プロの大家さんがとても役に立つことを惜しげもなく書かれていますね→ 人気ブログランキングへ
その不動産屋さんは私の購入当時、「こんなボロボロは買ってはいけませんよ」と言われていた。
恥ずかしながら、定価50万に対して交渉の結果20万で買えたことを、私は手柄だと思っていたのだ。
今、私が募集している家賃で入居者が決まれば、利回りは30%弱とそんなに悪くはない。
しかし、売買価格交渉の際、私は考えが甘かった。
理論上、この世で最も安い売買不動産は「ゼロ円」だと思っていたから、0~50万の範囲でしか価格を考えていなかった。
不動産屋さんは、「利回り30%を確保するには、マイナス5~10万ぐらいが妥当」という分析をされていたのだ。
もちろん、そのような取引を仕組んでもらうのに、不動産屋さんへのコンサルタント料は10~20万必要になる。
正確には物件取得費用がかかってくるわけだが、物件そのものは「マイナス円」という考え方が十分にあり得る。
あ~、間違えた。
もっと思考を開放しよう。
「その物件、マイナス10万で買わせてください!」と堂々と言える事業家になろう☆