計算するアメーバの不思議2 | Hirogの業務日誌―広島大学総合博物館
nawobeです。
粘菌たちは,シャーレの中に作られた
迷路の中で,えさを得るために,ある部分では増殖し
ある部分では撤退して,全体の形を変えていきます。
この結果,粘菌が形を変えた姿が,
迷路の最短経路の形になるとのことでした。
なぜ彼らが「迷路を解く」のかについて,
小林先生は,粘菌の気持ちになって
・なるべくたくさんんの面積でえさを覆っていたい。
・1つにつながっていたい。
という二つの気持ちが,彼らが最短経路を解く
理由になっているのではないか,と説明されました。
なるほど,粘菌の気持ちが少し
分かったような気がしました。