今日からブログに参加します、つぼっちです。東広島キャンパスの中には、森や池、川、田んぼまであって、さまざまな生き物が暮らしています。ブログの中で、四季おりおりの動植物を紹介したいと思っていますので、よろしくお願いします。

さて、この冬は記録的な暖冬になるという話もありますが、朝、ぬくぬくの布団から出るのはやはり気合がいります。でも、こんな時期に冬眠から覚めて、わざわざ出てくる動物がいます。

写真はニホンアカガエルの卵塊です。先週の金曜日(19日)に、今年はじめて見つけました。月曜日(15日)にはなかったので、この一週間の間に産みつけたことになります。変温動物のカエルが真冬に冬眠から覚めるのはとても不思議です。一説では、この時期ならヘビなどの天敵がいないので、安心して繁殖に集中できるということです。でも、このまま起きて活動するのではなく、産卵が終わるとまた冬眠に入ります。彼ら(彼女ら)が次に目を覚ますころには、キャンパスのいたるところにスミレが咲いていることでしょう。

アカガエルの卵