小岩井の魅力 | takkkaのブログ

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「小岩井」

田山鐵瓶工房がある場所であり、
幼少期から高校まで過ごし、現在仕事をしている場所。

あえて言うならど田舎。。

岩手県民は、小岩井と言われれば大抵の人が知っているはず。
前職で東京にいたときも、関東の方に小岩井出身なんですって言うと、
「あー、あの牛乳とか、バターとか」
という具合に大抵の方がわかってくれます。

ただこんなことも言われますが。
「小岩井って岩手県にあったんだ」



がんばろう岩手!!


今では、それ以外にも、NHKの「どんと晴れ」のオープニングに
登場した「一本桜」で有名になりましたね。バックは岩手山で!
今はあまちゃんか
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そんな小岩井。

「小岩井」という名前は実はこの3人の名前の頭文字をとって
つけられたんですよ!
小…小野義真(日本鉄道会社副社長)←現JR
岩…岩崎弥之助(三菱財閥総帥)←岩崎弥太郎の弟
井…井上勝(鉄道庁長官)

坂本龍馬の時代に活躍した岩崎弥太郎とも関係があるなんて、
歴史を知ると、誇りがもてますねー!


さてさて、この言葉を聞いて、なんだかわかりますか?
セントライト、メイヂヒカリ、シンザン、ニッポーテイオー、テイエムオーシャン、スペシャルウィーク、クリフジ、メジロマックイーン・・・

わかる人はすぐにわかる。
わからないひとにはわからない(笑)

これ、競走馬ですね。サラブレッド。しかも超有名!

実は、これらの馬のルーツは小岩井農場!

小岩井農場は、現在のような乳製品の製造の他にも過去には馬産業にも力をいれていた
時代があります。
1907年、イギリスから牡馬1頭、牝馬20頭を輸入します。
上に挙げた馬はその20頭がルーツ。

日本初の3冠馬がセントライト。
最近では、2005年ディープインパクト、2011年オルフェーブルが3冠馬となっています。
3冠はいままで7頭しか達成していないすごいこと!
この初代3冠馬の母親が小岩井農場にいたフリッパンシー。

つまり、セントライトと私は同じ出身ってことだね!!
同郷。なんかいいね!


戦前は、馬産界をリードしていた小岩井農場も、終戦を迎えて、
GHQによる財閥解体、農地解放で馬産業を続けられなくなり、
そこで、馬産の歴史が終わったようです。

こんな平凡な土地も歴史を顧みると面白いもんだなーなんて思います。

まず、誇りが持てますね!

歴史を知ることで自分の環境に誇りを持てるようになる。
歴史を知ることは大切ですね!


ちなみに、この本も面白いですよ!
日本が近代化する前の日本を見た外国人が見た日本の精神性の高さ、文化の高さを記した本。
「逝きし世の面影」渡辺京二 平凡社

以下一部抜粋
1856(安政3)年8月日本に着任したばかりのハリスは、下田近郊の柿崎を訪れ次のような印象を持った。
「柿崎は小さくて貧寒な漁村であるが、住民の身なりはさっぱりしていて、態度は丁寧である。世界のあらゆる国で貧乏にいつも付き物になっている不潔さというものが、少しも見られない。彼らの家屋は必要なだけの清潔さを保っている」。

この時代に戻りたいとは大抵思わないけれども、知ることは大切ですねー!

今度は自分のルーツでも探ろうかな~

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姪っ子と小岩井農場