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岩手はようやく梅雨入り~。

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水分吸収してもっとたくさんなれーちご!!

岩手では、いちごのアクセントが前にくるんです!
ちご!

関東の方、こんなアクセントを聞いてもじぇじぇじぇなんて言わないでくださいね…



さて、現在南部鉄瓶を数種類必死?で作製中ですが、鉄瓶をつくるときには大きく分けても40工程
以上あります。細かく分けるとかなり多いです…
時にはめいいっぱい力をいれて、時にはコンマミリの単位で繊細に。
いろんな道具を使いながら。
鉄瓶屋は道具もめちゃくちゃ多いんです。
道具の紹介はまた今度。

40以上の工程を全部紹介するのは、時間がかかりすぎるので、徐々に説明するとして、
大体の作り方を紹介しているいい映像がありましたので、ぜひこれをご覧ください。
盛岡の各工房の職人が登場しています!!
南部鉄器の作り方

ちなみに最後に鉄瓶を持っていたのが田山鐵瓶工房の代表。



南部鉄器をつくっている産地は南部氏が藩主を勤める盛岡藩があった盛岡と、平泉がある水沢(現欧州市)の二つがあります。
実はそれぞれ発祥が違います。
盛岡藩南部氏が召し抱えた鋳物師から始まったのが南部鉄器の発祥。
奥州藤原氏の頃に発祥したと言われている鋳物の産地が水沢(現欧州市)。江戸時代はこの辺りは伊達藩。

それぞれ特徴があります。
見ていただいた映像での工程(昔ながらの方法の焼き型)でつくっている工房が主なのが盛岡。
下のような方法(生型)でつくっている工場が多いのが水沢。
生型での鉄瓶の作り方


最初の映像(焼き型)は伝統的な技法・技術を用いている方法で、一品製作に近くて、緻密でデザインもある程度自由になりますが、手間がかかるのでどうしても値段が高くなります。

生型は、映像で見ていただいてもわかる通り、ある程度の品質のものが短時間でたくさんつくることが出来、安価になる利点があります。

それぞれ特徴にあわせて選択してもらえるといいですね!



南部鉄器の業界は他の伝統工芸に比べて、若手(後継者)が多いのが特徴。
これから盛岡にある各工房も紹介していきます!