日本の航空事故 Ⅲ【内上】1970年代 1980年代
1990年代
1993年
- 1993年 4月18日
- 便名: 日本エアシステム 451便
- 機種: マクダネルダグラス DC-9-41
- 死者: なし(ただし乗員乗客3人が負傷)。
- 状況: 花巻空港に着陸進入中に激しい乱気流に巻き込まれ、急激に降下したためハードランディングし機体が破損、炎上した。
- 詳細:「日本エアシステム451便着陸失敗事故」を参照。
1994年
- 1994年 4月26日
- 便名: 中華航空 140便
- 機種: エアバス A300-600R
- 死者: 乗員乗客271人中264人が死亡。
- 状況: 名古屋空港への着陸復行の際に操縦士と機体制御システムが相反したあげく、失速し墜落。
- 詳細:「中華航空140便墜落事故」を参照。
- 1994年 10月18日
1996年
- 1996年5月31日
- 1996年6月13日
- 便名: ガルーダ・インドネシア航空 865便
- 機種: マクドネル・ダグラス DC-10-30
- 死者: 乗客3人が死亡。
- 状況: 離陸滑走中にエンジンが故障し離陸中断したが、離陸決心速度を既に超過していたためオーバーラン、空港に隣接する道路を横切った。
- 詳細: 「福岡空港ガルーダ航空機離陸事故」を参照。
1997年
- 1997年 6月8日
- 便名: 日本航空 706便
- 機種: マクダネルダグラス MD-11
- 死者: なし(ただし14人負傷、のちに乗員1人死亡)。
- 状況: 着陸アプローチ中に自動操縦が突如解除され、激しい振動が発生し搭乗者にダメージを与えた。
- 詳細:「日本航空MD11機乱高下事故」を参照。
1998年
- 1998年 11月14日
- 便名: 日本トランスオーシャン航空 022便
- 機種: ボーイング737-200
- 死者: なし(ただし負傷5人)
- 状況: 副操縦士が漁火らしき灯火を航空機と誤認し、急激な回避動作を行い機体を激しく動揺させた。
- 詳細: 「日本トランスオーシャン航空022便事故」を参照。
2000年代
2001年
- 2001年 1月31日
- 便名: 1) 日本航空 907便、2) 日本航空 958便
- 機種: 1) ボーイング 747-400D、2) マクドネル・ダグラス DC-10-40
- 死者: なし(ただし907便の100名が負傷)。
- 状況: 航空管制官が誤った指示を出した為、2機が空中衝突寸前のニアミスを起こした。
- 詳細:「日本航空機駿河湾上空ニアミス事故」を参照。
- 2001年 5月19日
- 便名: 1) 中日本航空 セスナ訓練機、2) 中日本航空 ヘリコプター訓練機
- 機種: 1) セスナ172P(JA4201)、2) アエロスパシアル AS332L1 (JA6787)
- 死者: 双方の6名全員が死亡。
- 状況: 三重県桑名市上空で同一会社に所属する訓練機同士が上空640mでヘリコプターのローターにセスナの主翼が接触し破損。双方が墜落した大破炎上、民家2棟も類焼。事故原因は双方の見張り不足。
2002年
- 2002年 1月21日
- 2002年 6月26日
- 2002年 10月21日
- 便名: 日本航空 356便
- 機種: ボーイング747-400D
- 死者: なし(ただし43名が負傷)
- 状況: 浜松市上空でウインドシアに巻き込まれ、機体の一部が損傷。操縦士の未熟が原因[11]。
- 詳細: 「日本航空356便事故」を参照。
2003年
- 2003年 1月27日
- 2003年 6月7日
- 便名: 日本航空 322便
- 機種: ボーイング 767-300
- 死者: なし(ただし4人が負傷)
- 状況: 福岡空港の滑走路に向けてタキシング中、停止位置をオーバーランしそうになり急ブレーキをかけたことによる。
- 詳細: 「日本航空322便事故」を参照。
2004年
- 2004年 1月1日
- 便名: 日本エアシステム 979便
- 機種: マクドネルダグラス MD-81
- 死者: なし(ただし乗客2人が負傷)。
- 状況: 徳之島空港へ着陸時に左主脚を折損し左主翼が滑走路上に接触して動けなくなった。 原因は左主脚に金属疲労による亀裂が生じ、着陸時の衝撃により折損したため。
- 2004年 9月23日
- 便名: 日本航空ジャパン 2408便
- 機種: マクドネルダグラス MD-90-30
- 死者: なし(ただし負傷3人)
- 状況: 伊丹空港へ向けて降下中、気象レーダーの操作が不適切であったため、本来は避けられるタービュランスに巻き込まれた結果、機体を動揺させた。この結果、乗客の幼児に重度の熱傷を負わせたが、その後の対応も、救急病院の手配どころか救急車すら手配しないなどの不適切なものであった[12]。
2005年
- 2005年 5月3日
- 便名:静岡県警察航空隊「ふじ1号」
- 機種:アグスタA109K2
- 死者:5人。
- 状況:上空から高速道路の渋滞状況を監視中に静岡市清水区の住宅街に隣接するアパートの屋根に接触した後、市道へ叩きつけられるように落下して墜落、燃料タンクに引火し、爆発を繰り返しながら全焼した。
- 2005年 6月15日
- 2005年 8月12日
- 便名:JALウェイズ 58便
- 機種:DC-10
- 死者:なし。
- 状況:福岡空港離陸直後にエンジンから出火、部品の破片が市街地に散乱した。出火した模様は偶然NHKのテレビカメラに撮られており放送された。
- 詳細: 「JALウェイズ58便エンジン爆発事故」を参照。
2007年
- 2007年 3月13日
- 便名: 全日本空輸 1603便
- 機種: ボンバルディア DHC-8-Q400
- 死者: なし。
- 状況: 車輪が出なくなったため胴体着陸を行った。その後長時間にわたり滑走路が閉鎖された。
- 詳細:「全日空機高知空港胴体着陸事故」を参照。
- 2007年 4月9日
- 2007年 8月20日
- 便名: チャイナエアライン 120便
- 機種: ボーイング 737-800
- 死者: なし(ただし負傷者3名)
- 状況: 着陸直後に爆発、炎上した。
- 詳細:「チャイナエアライン120便炎上事故」を参照。
- 2007年 10月27日
- 便名:大阪航空体験飛行便
- 機種:ロビンソンR22Beta(ヘリコプター)
- 死者:2名。
- 状況:「大阪航空堺市墜落事故」を参照。
2008年
2009年
- 2009年 3月23日
- 便名: フェデックス 80便
- 機種: マクドネル・ダグラスMD-11F
- 死者: 乗員2人全員が死亡。
- 状況: 着陸時に引き起こし動作が遅れた為、滑走路に接地後にポーポイズ現象が起こり機体がバウンド。3回目の接地時、左主脚に垂直方向の過大な荷重が掛かり、設計限界を超える荷重が左主翼に伝わった為、主翼付け根が破断し横転。滑走路脇へ転覆、炎上した。
- 詳細:「フェデックス80便着陸失敗事故」を参照。